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今回は写真の撮り方のウンチクを(不定期) 

こんな何気ない写真ですが、色々な〝技〟がてんこ盛りです

最近ではデジカメが全盛ですね。元々日本人は大のカメラ好きで、ケータイにカメラが付いたおかげで猫も杓子もカメラを持ってパチパチカシャカシャ…中には〝言ったモン勝ち〟とばかりに自称カメラマンが増えているようでして。
職業カメラマンをやっている私(辞めちゃおうかなぁ…と思っている)にしてみれば「こんなただキツイだけの泥を這いずり回るような仕事をかっこいいと思っているのか?」と首が180度曲がるくらいに傾げてしまうのですが…個人的にはパイロットやF1レーサーのほうがかっこいいと思うのだが(昔の小学生並み)。

何がかっこいいかはともかく、釣りに行っても最近では魚拓の変わりにカメラでパシャパシャ…ところが「どうだい、こないだの釣果だよ♪」と見せられる写真には「よくこんなヒドイ写真を人様に見せようって気になるな」と絶句してしまう写真がいまだに多く、コメントに困った皆様も多いのではないでしょうか。なにしろひどい写真ほど見せられて苦痛を感じコメントに困るものはありませんから(私の場合「この写真、ヒデエな」と言い切ってしまう…少しは遠慮があればもう少し楽な人生なのでしょう)。

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これから不定期に「こうすればとりあえず人様にさらせる」写真の撮り方を紹介します。

さて早速上のイワナの写真ですが、何気なく撮ったように見えますが、実はこれもベッタベタな〝とりあえず人様にさらせる〟構図取りをしています。少しカメラを勉強した人はファインダー(実際にはモニター)を覗いて↓のように構図を分割してバランスを取ります。

アマチュア~テレビカメラマンレベルの構図取りの基準

いわゆる安定構図の基本としてこのように縦横(青い線)と斜め(赤い線)に線を引いてその上に被写体(この場合イワナ)が乗るように構図を取る、と教わります。
この構図の取り方を〝シンメトリー〟と言います
確かにこうすれば簡単にある程度人様にさらせる写真になりますが、実はこれだけでは〝アマチュア〟の域を脱することはできず、「まぁマシ」な写真にしかなりません。

上の写真を見ると、青い線の上には乗っていませんね。もしこれが青い横線の上に乗るようにまっすぐ静態で撮ったとしたら、確かに写真としては安定しますが、魚屋さんのサカナと自然渓流のサカナと同じになってしまうのが分かるでしょうか。
だからといって単に斜めに撮ればいいかというと、そうでもありません…この構図の取り方だと斜めは赤い線のどちらかしかないのでパターンは縦横と斜めの8パターンしかありません。となると8尾以上サカナを釣ったら構図のバリエーションは尽きてしまい、見る側としては飽きてしまいます。




つまりシンメトリーは確かに基本的なものですが、〝縦横斜め〟では人様にさらすには不十分なシロウト構図、ということになります。
一歩突っ込んだ構図を撮るには下図のようにファインダー(モニター)にさらに↓のように黄色い線を引いて考えます。

シンメトリーをさらに縦横に分割すると、この通り横の3分割の真ん中イワナが来ていますね

こうすると真ん中の黄色い横線の間にイワナが横たわっているのが分かります。さらに左側のタテの線をサカイに左側にぴったり顔が来ているのが確認できます。
実際ただ横たわっているだけのイワナですが、このように撮影すると見る者に違和感を与えない〝より安定した構図〟が撮影できるのです。加えて右上の横線に尾が被るようにして魚屋の死んだサカナではなく〝今釣ったばかりの、今にも跳ねそうな生きたサカナ〟を見る人の無意識にアピールできるのです。

このような赤い線と青い線(シンメトリー)に黄色い線を加えて構図のバランスを取る手法を〝ダイナミック・シンメトリー〟と呼び、アマチュア以上のカメラワークには欠かせない構図取りです。

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HP〝ウラ漁師の小部屋〟の写真も、実は全てこのダイナミック・シンメトリーを用いた撮影ばかりです。

見たところ線ばかりで慣れないとシャッターひとつ切るのに時間がかかりますが、これを瞬時にできるようでないと本来プロのカメラマンとは言えません。もっともここでは〝釣りで役立つカメラの話〟をしているので最初のうちは時間をかけて意識するのが肝心です。慣れてくれば誰でも徐々に早く撮影できるようになりますので…

もちろん写真というものは主役をいかに際立たせるかということが一番大切なことなので、構図に気を取られて「何を撮ったのかわからないけど構図はしっかりしている」ではダメダメ写真であることは言うまでもありませんね。

何気なく撮った風景写真も〝ダイナミック・シンメトリー〟の技を用いています

何気ない川の風景ですが、実はこれもダイナミック・シンメトリーを用いた構図になっています。これはどういうカラクリになっているかといえば…

[突っ込んだ話]に続く





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