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今週のうらたん情報…台風9号通過特別編成 

台風通過前のクラシックⅡ/サイドワインダーです 今は随分と渓相が変わってしまいました 撮影:うらたん井上 2007/04/27

私のHP〝ウラ漁師の小部屋〟では神奈川県相模原市津久井町にある うらたんざわ渓流釣場 から頂いたデータを毎週木曜日深夜~金曜日早朝にかけて更新・公開しています。

さて「〝特別編成〟で随時更新に切り替える」とお知らせしましたが、まるっきり更新できずにいました。おかげで「どうなってんだよ!」とイラついていた方も結構いたことでしょう。大変心苦しかったのですが、うらたんざわ渓流釣場管理人@井上さんが夜通し復旧作業に明け暮れていると知っていたので連絡が来るまで更新を控えていました。
本日27日に頂いたデータによると「まだまだ復旧には時間が掛かる」という事で、水は引いて平水に戻ったもののまだ誘導路が完全に整地できていなかったり流されたサカナを補充しなければいけない、等〝やるべき事〟はまだまだ残っているようです。

全体を総括すると「渓相は大きく変わった」という事。これは自然渓流をそのまま利用した川ではありがちな話なのですが、当然川の水量が元々多くない源流~上流域は本流(や中流域)ほど渓相が変わるということは起こりえません、それこそ大型台風でも直撃しない限りは…ところが前回の大型の台風9号は文字通り〝頭上を通過していった〟ので上流からの土砂が堆積したり削ってほしくない箇所を削ってしまったり、と随分変わってしまいました。

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クラシックⅠは段差のあるフリーストーンエリアx2 でしたが、濁流で石が流されひとつの大きなプールのようになっています(9月27日 うらたん@井上撮影)

【クラシックⅠ】
例えばクラシックⅠですが、今までは段差のあるフリーストーンとプール(淵)が連続していたのですが豪雨による濁流で大岩や石が流されて大きなプールのようになってしまいました。9月27日現在立ち込んでポイントに近づくかウェットで広く探るのが有効でしょう…ウラ漁師としては〝ウェットのスイング&ターン〟でガンガン攻め込みたいところです。またクラシックⅠでシングルハンド・ロッドでのシングル・スペイ(アンダーハンド・キャスト)の練習をするにも良いコンディション、といえるでしょう。なにしろアンカーを打つのに遮る突起物がありませんから。

コーナーはサカナっ気なし…

【クラシックⅡ】
折花橋上流側の〝コーナー〟です。ここは結構皆さんが粘って竿を出すところですが、それはひとえに流れ込みの真下や対岸の崖周辺にサカナがワラワラ湧いているのが見えるから。これらのサカナは上流に向かう準備を整えているサカナたちなのですが、こうやって見る限り魚影は確認できません。正直言ってクラシックⅡはサカナが減っています。今後徐々に放流を重ねて元の状態に回復させる予定です。

という事で現状写真を大量に送ってもらったので[ウラ話]で公開いたします。今週末うらたんに出かける人も、そうでない人も、おヒマなら見てよね♪




 
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方丈工房だより その35 

PEZONのストレス・カーブ

今回の『方丈工房だより』のお題はズバリ、〝企画書〟…スイング&ターン専用機である当Custom Shop コードネーム“Emus”の最終企画考を紹介します。いつもの「こんな事しました♪」な内容とは大きく異なり「これからこんな事やってみます」という内容なんですが、これは最近特にキーワード検索で目にする“アンダーハンド・キャスト”と密接に絡んでくる、そればかりか普段〝今週のうらたん情報〟で再三言っている『雨が降ったら、クラシックⅠ』ということにも密接に絡んでくる、という内容です。そういえば18日にうらたんざわ渓流釣場に行く予定でしたが…リールとランディング・ネットの追い込み作業に夢中になって行けませんでした。そろそろ行っても井上さん、寝不足が少しは解消されている事でしょう。前回の更新以来音信不通になっているので気がかりですが…

うらたんざわについては後日お話するとして、実は前回台風9号通過直後の突撃取材で井上さんと話をした“竹竿(=バンブー・ロッド)”について…前にもこのブログで触れましたが、井上さんが好きなのは〝PEZON〟でしたね。ここに訂正しておきます。この時の情報を元に ROD MAKERS という海外のサイトで PEZON と、私の好きな HARDY と〝スパイラルの天才〟 YOUNG 等などウェットに向いている(いそうな)バンブー・ロッドを詳細に調べてみたのです。このサイトでは〝ストレス・カーブ〟というグラフを見ることができるのですがこれがまぁ…バンブー・ブランクに関しては〝ギャリソン理論〟が広まるまではまずおおまかにブランクを削って振ってみて「ここをもっと曲げたい」とか「ここをもっと滑らかなベント・カーブにしたい」等と修正箇所を見つけては削って微調整を入れて…を繰り返す〝トライ&エラー〟の連続だったのです。もちろん現在でもこのトライ&エラーは一般的ですが、ギャリソン理論のおかげでトライ&エラーのやりすぎで「あ!!…」という削りすぎによる失敗が少なくなったようです。実際私がブランク作成を依頼している IWATA RODさん をはじめハンド・プレーニングで作成している工房のブランクは指で撫でてみると結構ゴツゴツしているのがわかります。これぞハンド・プレーンの証で、コンピューター制御の機械で最後の最後まで削り上げるマシーン・プレーニングでは絶対にあり得ない現象だったりします。
しかしこのゴツゴツしたハンド・プレーニングはストレス・カーブで見てみると意外と「大丈夫か?」な心配を与えてくれます…特に PEZON なんか数値だけを見てみるとボッキリ折れてしまうのでは?と思うくらいある1点を境にカックンとストレス・カーブが曲がっている、曲がっているだけならともかくその1点だけが突出しているとくれば心配にもなるというもの。もっとも多かれ少なかれヴィンテージ・バンブー・ロッドはこのようなストレス・カーブの乱れを確認できます。これはひとえにトライ&エラーしか手段のなかった時代の作品で、削った所のストレスが偏る事も珍しくなかった、ということです。

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エヴァレット・ギャリソンのストレス・カーブ

世の中には妙に頭が良い人というのがいるもので、ギャリソン理論の矛盾を改善して独自に進化させた計算式を考案している人がいるのです。現在まだメジャーな理論ではないようですが、当Custom Shop ではこの計算方式を簡単に図式化できるソフトを購入しようと検討段階に入りました。これは前回の『方丈工房だより』で触れた通りです。
もっともどんな優れたソフトを導入してもスットンキョウなアクションを当てはめても話にならない…ソフト・プレゼンテーションの釣りにバス・ロッドのようなガチガチの竿じゃ、意味ないでしょ?どうやら IWATA ROD さんは渓流とディスタンスのロッドが得意なようで、ウェット・ロッドの実態を掴めていないのでは?と色々と考えてきました。

が、これはどうやら私の誤解だったようで、前回の“Emus”試作機のレシピを送付したところ「これじゃまるでサーモン・ロッドじゃないですか」と笑われた。頼りにしたのが前述の ROD MAKER のデータで、扱いに慣れておらず計算式算出にいまひとつ自信がなかったのと北海道のフライでのサーモン・フィッシングがどんなスタイルか分からなかったから「ああ、変なんだ…」とティップの食い込みの良さとパラボリックを強調して〝とってもアバウトに〟イメージを伝えたのです。そして出来上がったのは…DT5の渓流用ブランクだった。どうしたものか、と頭を抱えたのはいうまでもない。
そこであらゆる方向から再検証となったわけです(もちろん工房作業をやりながら)が、色々調べていくうちにハッキリ分かったのが『ウェット・ロッドとサーモン・ロッドは同じもの』という事…もちろんサーモンを狙うならDT10~12くらいを使用するけど一般的なウェットではDT5~という違いはありますが、求められている基本的なアクションはどちらもそう大差がない。何しろウェット・フライの釣りはアトランティック・サーモンのフライ・フィッシングから派生したようなものですから。これは相当大雑把な言い方です。つまり「まるでサーモン・ロッド」という指摘はズバリ的を射ていた、というわけです。
そこで前回のような大失敗は苦い思いをするだけなのでできるだけ精密なデータを送信する必要がある、データが精密であればビルダーさんの負担がかなり軽減できる、という事で前述のソフト購入を検討している、というわけです。このソフトはシミュレーション機能まで付いているからまさに「思い描いたロッドが作成できる」というわけです。が、如何せん高い。それにこの数値通り削っても焼入れや諸々の事情によって若干の狂いが出るのは明白で、やっぱり最後はビルダーさんの腕に掛かっている、ということに変わりはありません。

さてこのウェット・ロッドですが、近年流行の〝アンダーハンド・キャスト〟を習得するにはとても都合の良いロッドに仕上がる予定です。それはなぜ?だいたい〝アンダーハンド・キャスト〟ってなんなのさ?ですが、それは[ウラ話]でお話します。興味のある方はご覧になってください。




 
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方丈工房だより その34 

リールのプロトタイプが完成しました まるで見た目が違うでしょ?

さて久々に更新する『方丈工房だより』ですが、今回は〝完成〟がテーマです。
まずは先日買った Caps エアデール です。アルミのボディに取ってつけたようなクラシカルなハンドル、おまけにシルバーという〝納得がいかない〟残念な仕上がりでした。そこで当Custom Shop ではこれに「漆を塗ってしまえ♪」と塗ったうえに「金箔も、貼っちゃえ♪」と相当贅沢なカスタマイズを施したら…ご覧の通りビル・バランのようになってしまいました。これは飽くまでプロトタイプで実際にはスプール側に紙漆を施す事でより効率良くカスタマイズできそうです。
このリールは 黒呂色のフィニッシュ+金箔 ですが、これを標準として 根来塗り/ 曙塗り/ 津軽風紋紗塗り の3タイプが作れそうです。尚フレームの金箔は生正味漆をコーティングしている(プロトタイプなので1回塗り)ので少々色味が濃くなっていますが、時間が経過すると徐々に本来の白っぽい金色になります。本物の漆は時間経過とともに漆独特の琥珀色が薄れていき無色透明に近くなるのが特徴で、オーナーとの〝交際歴〟でその色合いが徐々に変わってくるのが魅力です。

仮組み上げの当Custom Shop “Icankot” 生正味漆下地/透かし朱溜塗り仕上げ に合わせてみました

という事で当Custom Shop ではこの エアデール改/黒呂色仕上げ を ¥10.000-(税込:送料別) で販売を開始します。HP内で10月1日から受付を開始しますが、このブログをご覧の方に限り本日より受付を開始いたします。HP内のメール・コーナーから連絡頂ければ折り返しご連絡致します(〝件名〟に〝ブログのリールの件〟と明記頂ければ幸いです)。納期は業者のリール在庫状況により1~3ヶ月を考えてください。

尚フリー・メールによる注文/問い合わせは、フリー・メール自体がジャンク・メールとして削除の対象となっているのでお控え下さい。

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塗り直しを経て完成した OFTランディング・ネット(M)改 です

続いてランディング・ネットです。
ランディング・ネットは『ほぼ完成』…あとはネットを張るだけとなっています。ここで紹介しているのは HP10.000HIT達成記念プレゼント(東京都・HNマー坊様当選分) で、例の塗り直しのネットです。OFTのネット枠はおそらくパイン材を使用しているようで少々重量があります。パイン材というのはニトリやホームセンター等の家具売り場で売られている白木の家具で一般的に使用されている木材で、木目がキレイに出るのが特徴です。それだけに生漆のフィニッシュとの相性も良く、何より安い♪というのが一番の魅力です。ただし耐水強度に関してはやや難があり、そのままの使用はどうかな?で、塗料でしっかり防水処理をする、というのが一般的な対処法でしょう(下手すると木固めエースでプラスチック化する)。
今回は紹介してきた通り外枠とグリップ部分に生正味漆の摺り漆(12回)を施し内枠に補強の襖紙を施しました。こうする事で耐水強度とフレームの強度を補強してみたところ〝相当いい感じ〟というのが実感で、リールに続いてランディング・ネットも販売を開始する事にしました。

10.000HIT 達成記念ネット と大きく違うのはカラー・バリエーションと内枠の処理です…フレーム外枠とグリップは10.000HIT 達成記念ネット 同様の 生正味漆・摺り漆仕上げ と新たに 根来塗り仕上げ曙塗り仕上げ を用意しています。そして内枠は補強のために和紙を貼り付けた上から黒呂色漆仕上げを施します(全色共通)。気になる価格はストレートタイプ/Sサイズがベースで 生正味漆・摺り漆仕上げは¥8.000-、根来塗り仕上げ/曙塗り仕上げは¥10.000- となります。ハッキリ言って『この値段で本物の漆芸品を売るのは反則』とクレームが入る事覚悟の値段設定です。
申し込みはリール同様HPで10月1日からの受付開始、ですがこちらもやっぱり本日より〝ブログのネットの件〟と明記頂ければ先行販売を致します。納期は仕入れ業者に在庫があれば1~3ヶ月です。尚今後OFTベースばかりでなく銘木を使ったフレームの販売も予定していますのでご期待下さい。

ところで根来塗りって何?曙塗りって、おいしいの?と思われる方も多い事でしょう。それに「ロッドはどうなってんだよ?」と思われる方もいることでしょう。根来塗りを内枠に施した 10.000HIT 達成記念ネット の作業工程と 総漆塗りバンブー・ロッド の進捗状況等は[ウラ話]で紹介しています。興味のある方はご覧になってください。





 
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今週のうらたん情報…台風9号通過特別編成 

撮影:うらたん井上 2007/09/09…9月16日現在水はかなり引いてきました

私のHP〝ウラ漁師の小部屋〟では神奈川県相模原市津久井町にある うらたんざわ渓流釣場 から頂いたデータを毎週木曜日深夜~金曜日早朝にかけて更新・公開しています。

さて金曜日と日曜日は「雨が降る」と週間天気予報で言われていただけに2次災害を警戒していたのですが、幸い天気予報は外れてくれて一安心です。雨が降らなければ水は引く、水が引けばユンボを通す事ができる、というわけで復旧作業を開始しました。とはいえ今回の台風9号通過が残した爪痕は広範囲に及ぶものでかなりの時間を要する事が容易に予想されます。「復旧作業なんかやってくれるのは構わないけど、うるさくて釣りに集中できないんじゃないの?」と思われる方もいる事でしょうが、復旧作業は現在営業時間終了後行っていますので日中は静かに釣りをする事ができます。
その復旧作業の進捗状況ですが、16日℡確認した所「クラシックⅡに入場はできる」そうで、台風9号通過後雨が降らなかったおかげで水位が順調に平水に回復してきたようです。

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さて2次災害が心配された 神の川林道 ですが、雨が降らなかったおかげで緩んだ地盤が乾いてきています。もちろん完全に乾いたわけではありませんが、どうやら うらたんざわ渓流釣場 までの区間での土砂崩れの心配はなさそうです。
とはいえ台風9号通過時に部分的にごく小規模の土砂崩れがあったようで、3箇所ほど「クルマが汚れちゃうよ」レベルの残土が残っています。これもクルマが通行する事で徐々にキレイになっていくことでしょう。
幸いそれ以外 うらたんざわ渓流釣場 までの林道にダメージはありませんでしたので通常通りクルマを走らせてご来場いただけます。ただし入場口すぐ脇の崖が崩れていますのでここだけはもうしばらく注意が必要です(18日に再度 ウラ漁師突撃取材 を致します)。

という事で現在確実に釣りができるのは フライ・テンカラ&ルアー区間 と ヤマメ・クラシックⅠの一部 のみとなっています。クラシックⅡに関しては復旧作業との兼ね合いがありますので受付時にお問い合わせ下さい(9月16日クラシックⅡ入場はできるようです)。

この連休は一部入場規制があるもののしっかり釣りを楽しむ事ができます。まだ水量が増加傾向にあるのでいつもよりパワーのあるタックルも持っていくとよろしいでしょう。次回の更新は18日に予定している 突撃取材 終了後速やかに行います(竿が出せる時間帯であれば少し試してみます)。





 

方丈工房だより その33 

当Custom Shop 秘蔵の 5 Star コルクです

台風9号通過後「まさに被災者」と呼ぶにふさわしいほどの被害を受けた うらたんざわ渓流釣場 への突撃取材を紹介するために9月11日は工房作業を一切停止しました(「今週のうらたん情報・台風9号通過特別編成」で紹介しています)が、その前後にはしっかり作業をしてきました。今回の方丈工房だよりはいつもと少々違った『ダイジェスト版』でお伝えしますが、それもこれも「うらたんざわ渓流釣場復旧に向けた情報提供」を最優先するための措置で、しばらくは何日か作業を行ったら一気に公開していきます。

さて以前から〝5 Star Cork〟を前面に押し出してきましたが、ただでさえ原料不足で流通量が少なくなり単価が上がっている 5 Star なだけに『本当に持っているの?』と疑心暗鬼になっている人もいる事でしょう…ところがどこからそんなルートを押さえたんだ?とお客さんの度肝を抜くのが何気に得意な当Custom Shop、ご覧の通り〝秘蔵の〟 5 Star を押さえているのです。個人の工房さん、涎が出るほど欲しいでしょ?

プライベート・ストック/ 5 Star Cork の証明書付

以前にも話しましたが、5 Star(AAAAA) の基準は驚くほど曖昧で伐採業者~中間業者・販売店といったディーラーなどの誰かが「これは 5 Star だ」と言えばたいてい 5 Star 扱いされてしまう…それだけにルアー・ロッドの多くは甘い目で見ても Flor Plus(AAAA) 、厳しい目で見れば A~AAA でも「AAAAAを使用」と平然と書くところが少なくありません。しかし当Custom Shop で使用する 5 Star(AAAAA) はご覧の通り「コルクの根本から採取した5つ星のコルク・リング」と明記された伐採業者(メーカー)証明書が付いたものしか 5 Star Cork 使用とは表記しません。
もちろんこのコルクの入手ルートは〝企業秘密〟なので公表はできませんが、実は 生正味漆下地/生正味漆塗り立て仕上げ で使用している よろずや齋藤商店さん で使用している『最高級コルク・リングの詰め合わせ』の半数以上はどうやら 5 Star グレードと言って差支えがないクオリティなのです。当Custom Shop では伐採業者が証明書を出すくらいの自信を持った(5 Star グレードでなければクレームが入って裁判を起こしかねないのにそれでも証明書が発効されている)5 Star でないと 5 Star(AAAAA/5A) と表記しないポリシーから Flor Plus(AAAA/4A)と表記しているのです。

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木工旋盤で 5 Star のチクワを削っていきます

9月10日には方丈工房(木工室)で 5 Star の〝チクワ〟を作成。これは現在最後の最後の〝化粧塗り〟を待っている生正味下地/透かし朱溜塗り仕上げ Icankot(イチャンコッ;渓流用ロッド)7’00”#4のグリップで、元々 6mm の穴が開いているコルク・グリップにさらに 9mm の穴を開けます。そしてボンドで圧着して接着剤が乾くまで24時間安置しました。そこで雨が小止みになった11日にうらたんざわ渓流釣場に様子見の突撃取材を敢行したのです。
取材を終えて HP/ブログ の更新を済ませた12日、完全に固着した チクワ を整形します。さすがに高価で貴重なコルクを整形するとなると少々緊張しますが、5 Star コルクの削りカスはできるだけ集めてゴミや荒めのカスをふるいで分別してコルク・パテを作ります。つまり当Custom Shop のコルク・パテは 5 Star の最高級品というわけです。

30分も頂ければ整形だけは終了します。しかし元々スウェル・バットで頂いた IWATA RODさん ブランク(レギュラー商品ではスウェルは取り扱いません) のグリップ挿入のための整形に失敗して少々長く削ってしまったため、グリップもレギュラーの 165mm ではなく意図的に 175mm に致します…だから販売予定価格 ¥100.000- のところを ¥50.000- で販売しているのです。もちろん実用に全く支障はありませんし、最終プロトタイプで今後このロッドと同等のロッドは作成しない予定なのでレア価値はたっぷりです(私が有名に慣れれば、の話ですが)。
グリップ完成写真は、長さが足らなかったのでもう1枚コルク・リングを貼り合わせて整形してから公開いたします。

さて[ウラ話]ではリールのカスタマイズとランディング・ネットの進捗状況を纏めておきました。興味のある方はご覧になってください。





 
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今週のうらたん情報…台風9号通過特別編成 

撮影:うらたん井上

私のHP〝ウラ漁師の小部屋〟では神奈川県相模原市津久井町にある うらたんざわ渓流釣場 から頂いたデータを毎週木曜日深夜~金曜日早朝にかけて更新・公開しています。

アメリカ同時多発テロから早6年、だからというわけではないのですが「どうも気になって仕方がない」のでロッド製作作業を休んで台風9号通過のお見舞いを兼ねて本日 うらたんざわ渓流釣場に行ってきました。夕方16時に家を出て17:30には道志みちをひた走る。「なんだ、特に被害が出てないや」と神の川林道に入るといつもと違う森の雰囲気…このあたり縄文人末裔率70%以上のウラ漁師は変に勘が働くのです。しばらく走ると案の定林道のカーブのあちこちに土砂崩れの痕跡が。とこの程度ならクルマが汚れる程度で終わるのですが…
うらたんざわ渓流釣場入口に到着したのが18:00。ところがいつもとは明らかに違う光景が…「げ、茂みがなくなっている!」そう、入口にはクルマ止めがありますね。そのクルマ止めはすぐそこが鬱蒼とした木々が生い茂った崖になっていたのですが、これが丸ごとなくなっている!これだけでもえらい事が怒ってしまった事が良く分かります。

台風通過時は一晩中対策に追われて眠れなかった管理人@井上さんに色々と状況を聞いてきましたのでここにまとめておきます。

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橋は悉く流れてしまいました

今回の台風がどれくらい激しいものだったかというと…場内の橋が全部流されてしまった、という事実だけでも充分伝わるのではないか、と思います。たいてい入場してすぐの橋は流れる事のない高さに設置しているのですが、今回はこれが流れてしまって大騒ぎだったのです…最初の橋が崩れて濁流が駐車場に回って土嚢を積んで対処したそうです。9月11日現在雨の影響で減水せず復旧作業に取り掛かることができない状況です。

復旧が終わるまでの暫定措置で入場ルートを変更いたします

そこで復旧作業が終了するまでの措置で
受付等で受付を済ませる⇒林道に出てトンネルを通過⇒トンネル出口すぐ右側にある〝業務用出入口〟より入場⇒本来キャスティング練習場としていたあたりに駐車
とさせて頂きます。受付時に管理人@井上さんから説明を致しますのでご理解とご協力をお願いいたします。
何しろ23年間運営して初めて『入場してすぐの橋が流れた』という程の被害だったので、川の流れ(渓相)が変わってしまうのは必至です。実際には水が引いて平水に戻らないと何とも言えないところですが、これも自然渓流をそのまま利用している事を考えれば仕方のない話かもしれません。現在ヤマメ・クラシックⅡは橋が流れた影響と増水状態が続いている影響から入場禁止となっていますが、他のエリアは開放しています。

さて[ウラ話]では9月9日に管理人@井上さんが撮影した川の状況を公開しています。釣行を予定している人も状況が気になって仕方のない人もご覧になってください。





 
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方丈工房だより その32 

ロッドのメタル・パーツとこの前購入したエアデールに黒呂色漆を施しています…下地処理は〝非公開〟です

グリップ整形をしようと思ったのですが、前回の更新以来メタル・パーツと先日購入した Caps・エアデール の下地処理に明け暮れたせいで自慢の〝正真正銘 5 Star コルク〟グリップは全く整形できていません。その代わりリールとメタル・パーツは驚くほど順調に 下地処理~下塗り まで施す事ができました。

まずは元々 ¥6.000-代のCaps・エアデール ですが、購入時に触れた通り「グレー(シルバー)がどうしても安っぽく見える」ために剥離剤で塗装を全部剥がして丁寧にサンドペーパーとコンパウンドで均し〝下地塗り〟を特殊な方法で固着させます…エアデールはアルミニウム・ボディなのでアルマイトという表面をわざと錆付かせて表面強度を高める方法が一般的ですが、漆はそれをも上回る処理ができるのです。手法の詳細は他の工房や大手メーカーにパクられる可能性があるので〝非公開〟なのですがその強度は御墨付き。何しろ武将の甲冑や戦艦大和等と同じ手法ですから。

スプールとボディ・センターは黒呂色漆を重ね塗り…最低でも10回は重ね塗りを施します

下地処理でしっかり漆を固着させればあとは今まで通りの〝摺り漆〟による装飾塗りです。ここで七々子塗り等を施そうかとも考えたのですが、残念ながら Caps・エアデール はハンドルがハメ殺しで凝った塗りができません。という事でオーソドックスな黒センター/ゴールド・フレームに仕上げる事にします。ゴールド・フレームはありがちな洋金(金に見えるけど錫や亜鉛)のメッキではなく金の品位99.99%の金5.5:銀4.5のほんのりとゴールドがかった金箔を使用します。本当はプラチナ箔を使いたかったのですが高かったモンで…早速 金沢の箔座さん にオーダーを出しました。
箔が納品されるまではひたすら黒呂色漆を施していきます…仙台の中野さん、これいくらぐらいで売れると思います?

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ロッドに使用するメタル・パーツもリールと同じ処理を施しています

リール同様ポケット&リングのリール・シート金具(ニッケル)とフェルールにも黒漆を施します。やっぱり最低10回は塗りを施しますが元々が戦国武将の甲冑や戦艦などに施されてきた手法だけに腐食保護能力は〝最強〟と言って問題ないでしょう。リール・シート金具の黒呂色漆フィニッシュは当Custom Shop の渓流用フライ・ロッド全般に施されますが、柿渋下地/春慶漆仕上げ は下地に使用している生正味漆のみで見た目はコパー(銅)っぽくなります。
もちろん最強といっても擦れは化学塗料や黒染め液で腐食させたものと同じくらいの強度なので岩角等に擦ったら傷はつきます。

ランディング・ネットは内塗りの最終段階…黒呂色漆の上に朱を塗り重ねます

さて塗り直しで襖紙を貼り付けたランディング・ネットですが、内枠に黒呂色漆を塗った上から朱色を乗せていきます。ロッドの 朱溜塗り仕上げ でもそうですが、当Custom Shop では朱色といえば『古代朱』のみを採用しています。古代朱は一般的な朱よりも茶に近く赤の発色が抑えられた色合いで、天平文化の建築物のようなケバさがありません。それだけにより生正味漆仕上げの外枠やグリップとの色合いのマッチングが良くさりげない自己主張となるのです。
このところやたら湿度が高い日が続くので漆が良く固着してくれます…という事で昨日と本日続けて朱を塗りこむことができました。あと数回塗りを施したら〝ちょっとした技〟を施します。

という事で順調に作業がはかどっている漆塗り作業ですが、[ウラ話]では 透かし朱溜塗り仕上げ ブランクの磨き上げを施しました。興味のある方はご覧になってください。





 
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今週のうらたん情報…台風直撃!真上を通ってったぞ、オイ 

台風9号

私のHP〝ウラ漁師の小部屋〟では神奈川県相模原市津久井町にある うらたんざわ渓流釣場 から頂いたデータを毎週木曜日深夜~金曜日早朝にかけて更新・公開しています。

さて昨夜伊豆半島をかすめて小田原から上陸した台風9号はゆーっくりとこの辺を北上してくれたおかげでそこかしこで避難勧告が出されるわ川は思いっきり増水するわ雨と風でエライ目にあったという人も少なくない事でしょう。肝心のうらたんざわ渓流釣場ですが、管理人の井上さんは24時間常駐しているのですが「2日寝ていない」とだけ書かれたメールが届いたところから察すると青根地区も避難勧告が出されて村の集会所に避難していたか増水に伴う2次災害を警戒して川を見守っていたか…真実を知るには電話かメールを送ればいいのですが、さすがに「2日寝ていない」相手に夜中に電話するのも気が引けるしメールを送っても返信が来るのはいつになることやら。ここで「眠ってもらう」のがこちらの愛情というモンです。

というわけでまだデータは届いていません。データが届き次第UPしますので更新までもうしばらくお待ち下さい。

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気になるのは施設内に設置されている〝橋〟ですが、クラシックⅡにあるふたつの橋はまず流されていると考えて良いでしょう。何しろ私(ウラ漁師)の家の真上を台風が通過してくれたわけですから。うらたんでは水量が安定し次第復旧作業に入りますが、今週はイレギュラーで復旧作業が終了次第告知いたします。なお受付棟を抜けてすぐの フライ・テンカラ&ルアー区間 と クラシックⅠ の境界の橋は大丈夫です。

今週末はどうしても増水による強い流れが釣りを難しくする事でしょうが、それなりのタックルを揃えておくと変なストレスに悩まされなくてよろしいでしょう。フライなら#3ではなく#4もしくは#5、ルアーならトラウト用ではなくバス用のULを持っていく、とか…去年の HP内2006年釣行記 でその辺に触れていますので参考にしてください。また台風で上流のサカナは下流に流されクラシックⅠに固まっている、という事で「雨が降ったらクラシックⅠ」を合言葉にするのはもう常識ですね。
蛇足ながらグラファイト・ロッドやグラス・ロッドは意外と背負えるルアーの重さが限られてしまいますが6角バンブーはレンジが広い事をご存知でしたか?なぜなら6角バンブーは正三角形に削ったバンブーを6枚張り合わせた〝ソリッド・ブランク〟だからです。例えば私の Custom Shop でブランク作成を依頼している IWATA ROD 作成のバンブー・ルアー・ロッド3g~15gと表記していますが実際には1g~18gくらいはいけてしまうんです。さて『平常使用のグラファイトと増水対策用のグラファイトの2本を購入する』のと『嵐が来ようが良く晴れようがバンブー・スピニングで通してしまう』のと『増水したら諦める』のと、皆さんならどれを選びますか?IWATA RODさんのバンブー・スピンなら通常商品で¥50.000-~とグラファイト2本分くらいの値段ですが、現在試作品放出で ¥30.000- というのがあります。当然試作品だから1本限り。ちょっと値の張るグラファイト1本分でバンブーが買えてしまうこのチャンス!私の Custom Shop でもこのブランクを用いたカスタム・ロッドを設計中です(当然総漆仕上げで2008年初頭に発表予定)。

一見すると不利な条件が揃いますが、実は大釣りができるのが台風一過の特徴なのです。





 

方丈工房だより その31 

前回紹介し忘れたランディング・ネットの内張り塗り…今回はバッチリ納めました

台風でにっちもさっちもいかない6日は漆塗りに徹しました。

さて今回は久々にランディング・ネットの話からです。
前回の更新で紹介し忘れましたが、これで黒呂色漆(当Custom Shop では国産の最高級品を使用しています)は3回目の塗りになります。漆というと〝漆黒〟という言葉がある通り「黒」というイメージがありますが、「ほほお、内枠は黒なんだね?」と思った方、大ハズレです。よーく見ると襖紙の網目が見て取れますが、これが仕上げの際モノを言うんです。本当もっと作業を早めたい、ましてや今日は台風接近のおかげで湿度が高く固着が早いこと早いこと…という事で作業を早めてしまおうか、とも思ったのですが確実に固着するのは24時間後という大原則があるのでここで焦っては禁物。失敗のリスクを背負いながら作業を早めるよりはここは堪えて確実に塗り上げていきます。

そして本日ついに〝透かし朱溜塗り仕上げ〟の最後のひと塗りを行います。

ブランクをストーブ(アウトドア用オーブン)で焼いて表面の埃を焼き払います

日常生活と接している漆塗り部屋ではどんなに頑張っても埃は付いて回ります。そこで今回初めて紹介しますが、どんなに除去したと思ってもしつこく残る埃を除去するために水道水でざっと洗ったブランクをバーナー(ここではアウトドア用オーブン)で炙ってしまいます。こうすると確実にしつこい埃も焼き切ってしまうというわけです。ただしこの方法は漆以外での使用はあまりお勧めしません…というのも皆さんもご存知の通り化学塗料だと下手すると溶けてしまうんです。写真では炎を軽く撫でているように写っていますが、実は早からず遅からず絶妙な速度で火に突っ込んでくぐらせて…とかなりラフな作業を行います。漆だと屁でもない行為ですが化学塗料だと確実に溶けて焦げてしまいます。

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最後のひと塗り

徹底的に埃を除去したら春慶漆を塗っていきます。この 透かし朱溜塗り仕上げ のブランクもついに塗り上げの最終段階と思うと感無量、今まで色々ありました、指を抉ったり試行錯誤を繰り返したり、今までの苦労が走馬灯のように駆け巡って…なんて事はぜーんぜんなく、ドライなモンです。いつものように慎重に手早く塗りを施したら室に入れて本日の作業は完了です。今これを書いている現在既におおまか固着していますがやはりランディング・ネット同様24時間固着を待つことにします。

引き続き〝貞山〟に少々凝った塗りを施し、新たに先日紹介したリールに漆塗りを施していきます。これらは以前記したように『作業工程は非公開』なのでここで紹介する事はできませんが、方丈工房での木工作業ができなかった分はかどりました。リールの『非公開』の部分は本日終了してしまったので次回は〝リールの下塗り〟を紹介していきます。

と、実労10時間の作業でしたが文章にするとたったこれだけ(非公開が多いので仕方がない話ですが)。次回は台風が通過してくれれば〝5 Star (Private Stock)〟のグリップ製作を紹介します。




 

方丈工房だより その30 

ロッド製作過程も折り返し…今回はちょっと目線を変えた話です

少し間の空いた更新ですが、しっかり作業は行っています。まずは 柿渋下地/春慶漆仕上げ のグリップ・シェイプをさらに追い込んで「あとは目止めを施してブランクに貼り付けるだけ」のところまで作業を進めました。そして本日はリールとメタル・パーツに漆塗りを施すという少々耳慣れない作業(非公開)を行いました。今回の『方丈工房だより』は作業ではなくグリップ形状についてのお話と当Custom Shop のロッドに関する〝保証〟についてのお話です。

まずはグリップの話から。
皆さんグリップはどうやって握りますか?個人的にはフライ・フィッシングに於いてはサム・オン・トップがどんな素材のブランクでも〝基本中の基本〟と考えています。ましてやグラスファイバーやバンブーといった〝どんなに頑張って工夫を凝らしても重いロッド〟では絶対条件と考えています。しかし釣りのアプローチは千差万別、渓流の場合人差し指で穂先を指差す形のフィンガー・トップを好む釣り人がたくさんいるのも事実です。
なるほどフィンガー・トップならショート・シガーが一番握りやすいがこれでサム・オン・トップを握ろうとすると手袋LLサイズの私の手ではグリップが定まらず手の中で暴れて握りづらい。ショート・シガーでこの問題点を解決しようとしたらコルク・グリップの上に籐や竹を薄く紐状にしたものでも巻いて個性を出すと共に滑り止めを施さねばならない。或いはグリップに銘木を使ってスリップレス加工を施せばなんとかなる。しかしそんな程度のアレンジは中小の工房で掃いて捨てるほど行われている。ここが後発の弱小ショップの悲しいところですが、「ならばショート・シガーに囚われなければ良い」とこのような、強引に言えばウェスタン・ハーフウェルを採用したというわけです。
もっともまだ単にロッドを買うだけの一消費者であった頃どれもこれもショート・シガーで
「なんでこれしかないんだよ」
と思っていたところに Scott のグリップを目の当たりにして
「これはかっこいい形状だ…しかし、太ぇなぁ…」
と残念な気持ちになったのをきっかけに
「よし、俺のロッドではこれをベースにした握りやすいグリップを装着しよう」
と決心したのが採用のきっかけになっています。

もちろんショート・シガーでも「そんなの関係ねえ!」と小島よしお以来耳にしていなかった事を言う人もいるでしょうが、一旦気になると何とかしないと気が済まない私の性分なんですね。

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生正味漆下地/生正味漆塗り立て仕上げ と同じ径まで削り込んだ 柿渋下地/春慶漆仕上げ 用のグリップをサム・オン・トップで握ってみました

さて削り込んだグリップを握ってみた写真を撮影しました。
私の手は国内メーカー産の手袋だとLL指定でちょうど良い大きさなのですが、175mmだとご覧の通りしっかり余白があります。そして実際に親指と人差し指が当たる部分は 20mm あるかないかなのでブランクからの情報が指先にしっかり届き、タイミングが取りやすくなる、というわけです。もっともこれはウェスタン・ハーフウェルなら当たり前な話で、何といってもミソはフィンガー・トップにした場合なんです。

LLサイズの手で握ってちょうどカラー・コルクに指が乗るサイズが 175mm です

ショート・シガーだと下手するとブランクに指が乗ってしまいますが、このグリップだとご覧の通りジャスト・フィットなのです。だからこそ当初の予定では 175mm の長さで作成したというわけです。
しかし日本人男性の手はM~Lサイズが多いという事でこれだと少々長すぎる…そこでプロトタイプから 15mm 短縮した 160mm を採用したというわけです。日本人女性の場合S~Mサイズとさらに手が小さくなるわけですが、このグリップは手が当る部分は直径 20mm 前後でとても握りやすくできているのでユニセックスのグリップ、と言えますね。ほとんど自画自賛ですが、結構考えたんです。
ここまで色々と試行錯誤したグリップだから #6以上のロッドでも採用するかと思うでしょうが…湖沼や本流でフィンガー・トップなんかやったら飛ばせる実力のある人でも飛ばせるわけがない、という事でとってもオーソドックスなフルウェルを採用しています。

と、グリップについてはこのくらいで[ウラ話]では完成したロッドの〝保証〟についてお話します。興味のある方はご覧下さい。




 
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