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今週のうらたん情報…連休ですが、風邪引くなよ 

連休突入!という事で皆さんの釣り欲を刺激する新種〝ゴールデンヤマメ〟を晒しておきます…あなたはだんだん釣りたくなる……

私のHP〝ウラ漁師の小部屋〟では神奈川県相模原市津久井町にある うらたんざわ渓流釣場 から頂いたデータを毎週木曜日深夜~金曜日早朝にかけて更新・公開しています。

さて連休ですね。日頃やれサービス残業だやれ上司の不条理な要求だに振り回されつつあくせく働いている皆さんもそうでない皆さんも、明日からお休みですね。私はご存知の通り自営業者なので連休とは無縁ですが「ストレスがなくて、イイね!」となかばやけっぱちに画面の向こうで突っ込まれてんだろうなぁ、と思いつつ「バカ言ってんじゃないよ、自営業は企画から製作から発送から税金の申告から、何から何までひとりでやんないといけないんだぜ。アンタこっちのストレス考えた事ある?」とか「俺がリーマンだった頃は〝年功序列制〟っつー『ただ年を取るだけで昇給できる』っつー不条理を煮詰めて味濃くしましたって社会でまとめかけた仕事をただ年取ってるってだけでオッサンに持って行かれたりなんだかんだで辛酸の限りを舐め尽くしたんだぜ」とか「今の30代が俺らの世代の事をやっかんでるけど、同年代だっつーだけで人括りにされちゃメーワクだっつーの。俺、ガンダム見たことないし見たくもないし(コレ本当)。」と突っ込まれる前から突っ込み返す。それぞれの時代には、それぞれの問題というものがあるんです。
と長屋の文句タレジジイのような能書きはともかく、日頃の憂さを晴らすには釣りは一番ですね、ええ。このところ秋をすっ飛ばしていきなり冬!な陽気になってしまい、札幌の IWATA RODさん と仙台の 中野釣具店さん から「雪降ってる!!」とのメールが。札幌も仙台もこの時季雪が降るなんて珍しい。そんなわけでどんなに うらたん管理人@井上さんが「今年も温暖化の影響であったかい」とメールで送ってきてもそれすらはぐらかすような文面にしておいた、と。札幌と仙台から「寒くなってきた」という文面が例年より早く踊ってやがるな、と気づいたのが直感でしたが、これがフェレンギ人だったら「スタッドレスタイヤが売れるから、ブリジストンと横浜タイヤの株を買い占めておけ!」と躍起になったのでしょうが、バルカン人並みの感情抑制でむやみに株に走るのは非論理的、となったわけです。

と、何を言っているのかよく分からなくなってきましたが、幸か不幸か冷え込むのも23日朝方まででそれ以降は『小春日和』となるようです。山のカムイ森のカムイに感謝、ですね。おまけにこのシーズンは〝ゴールデン・ヤマメ〟という目玉ターゲットもいますし、台風9号のおかげでポイントは大幅に変わってリニューアル・オープンしたし、でフラッと出かけてみると楽しい事でしょう。

しかしいくら小春日和と言っても暦の上ではもう冬です。
朝6:00と言えば今頃はまだ薄暗いし夕方5:00ともなるとティペットをラインに通すのは困難、ラインをアイに通すのだって一苦労です。単純に入場料金を時間で割ってみると「なんか損している」ような錯覚に陥ってしまいます(実際にはうらたん管理人@井上さんは冬の日照時間から入場料を算出しているので、冬に損しているのではなく「夏に得をしている」のが正解)。おまけにうらたんざわ渓流釣り場は15:00を過ぎると山の葉に日が影って急激に冷え込んできます。太陽って偉大だなぁと感じるとともに「シャレにならん」くらい冷え込むので気がつくと身体の芯まで冷え切って、日頃のストレスやら疲れやらと相まって風邪引いちゃうんです。

そこで日帰り温泉がお勧めなんです。

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HPでもコッソリ教えている日帰り温泉

Google MAP はこちら

ご存知の通り道志みちに入ると徐々に「日帰り温泉」の看板が目に付いてきて、両国橋を渡って山梨県に入るとごちゃまんと営業しています。その中でも 青根緑の休暇村「いやしの湯」 が一番近くてお勧めです。一時期ニセ温泉騒動なんてのもありましたがこちらは本物の温泉だそうでうらたん管理人@井上さんも時々行っているそうです。本物の温泉であれば更湯と違って芯まで温まってなかなか湯冷めしない、21:00(夜9:00)までやっているのでじっくり湯に浸かって帰れば風にも引かないしついでに日頃のストレスや仕事疲れも癒されてしまう、というわけ。3時間¥600-(大人)だしとりあえずタオルも売っているし、絶対イチオシの寄り道ですね。

もちろん家に帰って温かいモノを頂くというのも癒されますね。
この時季は何といっても鍋、なのですが西日本のふく鍋や鳥鍋やスッポン鍋のような〝出汁に具を入れてポン酢で頂く〟鍋というのも大変結構なんですが、個人的にお勧めしたいのは東北や信州でよく見受けられる肉鍋、例えば秋田のきりたんぽ鍋とか山梨のほうとう鍋とか…東京の相撲料理・ちゃんこ鍋は実は東北スタイルがベースなんですね。これらを東日本スタイルと仮に呼ぶとして、温まる、と言う事を考えると東日本スタイルのほうが絶対にお勧めなんです。

しかーし、私は誰あろうウラ漁師、そんな「誰でも思いつくようなもの」は紹介しません。お勧め第3位は秋田のきりたんぽ鍋ですが、これは今さら私が云々言う必要はありませんね。例のチョロマカシ問題で少々風当たりの強い比内地鶏ですが、秋田県では早速「比内地鶏証明書」を発行しているので安心です(実際私も先日取り寄せました)。お勧め第2位は鹿鍋。鹿の肉はあっさりしていて美味いんです。コレを味噌仕立ての鍋にして喰うわけですが、コレがたまらん…元々脂分が少なく水っぽい肉なので調理に少々コツがいるのですが、コレが分かればハマる味です。そろそろうらたん管理人@井上さんが恒例の〝鹿狩り〟に出かける時季なので、受付等で販売を始めれば良いのに…と余計なお節介を考えている今日この頃。食ってみたい人はうらたん管理人@井上さんに「鹿、売ってくれません?」って聞いてみてください。
そしてお勧め鍋第1位は、ななぬわんと、熊鍋です熊鍋。マタギ衆の世界では〝熊鍋〟というと大根と熊肉を醤油仕立てで仕上げた鍋を指して、味噌で普通の鍋っぽく仕上げるのは〝熊かやき〟って言うんです。だから正確に言えば〝熊かやき〟が第1位です。
熊、食っちゃうの?と驚く人もいることでしょうが、実は熊ってものすごく美味しいんです。もちろんサカナでも血抜きがヘタクソならトラウトだって生臭くなるように熊も猟師の血抜きが下手だと生臭くなってしまいます。コレに対抗するにはスライスしたリンゴを半分ほど肉と一緒に煮込んでしまうとアラ不思議、臭いが取れてしまうんですね。問題の味ですが、歯ざわりは柔らかい牛タンのようで風味はアーモンドのような香ばしさがあって脂身にもしっかり肉らしい濃厚な味わいが広がり、それでいてしつこくない。先日マタギ衆から取り寄せた熊肉を頂いてみましたが、コレが臭みもなくとても美味かった…この味を知ったら霜降りの神戸牛や但馬牛なんて物足りなく感じてしまう。ので神戸牛や但馬牛の霜降り未体験者はまずこちらを体験してから熊にチャレンジしてみてください。

で、その作り方ですが…これは後日久々に「レシピ」としてまとめます。先日購入したのはツキノワグマの肉500gでしたが今回は安かったので釧路からヒグマの肉1kgを取り寄せてみました。

釣りをして温泉入って熊かやき食って…ストレスも吹っ飛んで体力も回復して、毎日こうだとコリャ泣けてくるね。たまには自分にご褒美あげても、良いでしょ?たいして高くないですから。




 
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方丈工房だより その39 

予定より早く仕上がったブランク…ビルダーさん側の最終チェックの最中です

さて今回の『方丈工房だより』は 東京都・HN/マー坊様 注文のロッドの話から。

何でも札幌では雪が降っているそうで…ここ数日あちらでは冬がやる気になったようで今夜あたりは大雪らしいですね。そのせいかどうなのかは定かではありませんが(多分私がプレッシャーかけすぎたせいかも…)、今週に入って「ブランク組みあがりました♪」とのメールが届きました。あとはロッドの作りに淀みがないかどうかをチェックという作業ですが、いかんせんこちらは横浜・向こうは札幌なので実際に振って確認するというわけにはいきません。そこで一定の重量をロッドにかけてベント・カーブを見る、というルアー・ロッドか船竿のような作業をしてもらって写真で送ってもらうという作業をして最終的に「作り直し」か「合格」かを決めます。
今回の作業はブランクのレシピを私が作り、ビルドアップを IWATA ROD で行うというちょっとイレギュラーな手法を採用しましたが、写真を見て思ったのが
「数値で大体予測はついていたが、細ぇえなぁあ…」
という事。なにしろビルドアップしている岩田さんですら
「こりゃぁあ、細いッスねえ…大丈夫?」
というご感想を頂きました。なにしろ同時進行で URARYOUSHI Custom Shop コード・ネーム“EMUS”計画 ではふっといブランクが“絶対”なので細さが一層目立ちます。

ブランクが細いという事は、モノが竹なだけに当然ちょっと無理をすれば折れてしまいます。ではどんな時に折れるかといえば、バックキャストでラインが引っかかった時無理に引っ張る、とか40UPのイワナが掛かっているのにドラグを使わなかった、とか根掛かったのにロッドを無理に煽った、とか…さらにフェルールが固着してしまった時力任せに抜こうとすると折れる事があります…が別にこのロッドでなくても折れますよね?
さらに今回のロッドは#3で、20cm前後のコンディションの良いヤマメを狙う事を大前提にデザインしています…イメージとしては6X~のティペットが最も適正で、源流域のヤマメ狙いをメインにデザインしています。当然ヤマメは30cm未満(これ以上はサクラマスになって海に行ってしまう)ですからこのくらい繊細なほうが面白い、と考えています。

今回は「うらたんざわ渓流釣り場・ヤマメクラシックⅡでヤマメの釣り味を損なわないショート・ロッド」というリクエストだったので#3となりましたが、かなり線の細いブランクなので取扱には充分注意してください。#3はヤマメ専用機で#4はイワナも含めた渓流用、と考えてください。

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20g(キャストのシュートくらいの負荷)をぶら下げると大体こんな感じです

そんなわけで URARYOUSHI Custom Shop コード・ネーム“Penaunpet(アイヌ語で「川上の者」)” のキャラクターをざっと紹介しましたが、 東京都・HN/マー坊様 オーダーのブランクは来週にはこちらの手元に届きます。これから例によって漆の塗装が始まりますのでもうしばらくお待ちください。

さて話は変わって他のロッド達ですが…
なにしろ中野釣具店オーダー分のロッドパーツがようやく揃って他のロッド達もようやく作業に着手することができます。くれぐれも中野さんの名誉のために言っておきますが、中野さん自体に落ち度は全くなく、富士工業があまりにトロいために商品が揃わなかったというだけの話です。それもようやくメドがつき、早ければ来週中には作業に入る事ができそうです、ヤレヤレ。で、面白いもので IWATA RODさん のブランク完成の知らせと 中野釣具店 からの商品発送の知らせがほぼ同時に届いて…また忙しくなりそうです。
さらに〝中野釣具店仕様〟のウェット・ロッドとトラディショナル・スペイ・ロッドの話もかなり煮詰まってきて、よせばいいのに〝バンブー・バージョン〟と〝グラファイト・バージョン〟を設計しています(もちろんどちらも総漆塗り仕上げ)。というのも 中野釣具店 は仙台駅から歩いて15分圏内にあり、広瀬川でも名取川との合流点に近い場所にある、こんな立地条件では#3のマッチ・ザ・ハッチより#5~のウェット・ゲームのほうが面白い、加えて決着を早くつけたがる仙台釣法では手返しの良いスペイ・キャスティングやシングルハンドでのスペイ・キャスト(アンダーハンド・キャスト)がモノを言う、というわけで渓流ロッドを提案しつつ〝意外と気楽な〟ウェット・ロッドを揃えていくという方向が決まりました。

当然〝中野釣具店仕様〟と銘打っているだけに URARYOUSHI Custom Shop に直接オーダーを戴いても〝ワン・オフ製作〟という事になり割高になります。例えば10feet00inch#5;IM6グラファイトであれば、URARYOUSHI Custom Shop にダイレクト・オーダー頂いても〝中野釣具店と同じ仕様のワン・オフ〟となって価格も¥35.000-となりますが、中野釣具店にオーダーすると¥25.000-!これからウェットをちょっとやってみようかな、シングルハンドのスペイ・キャスティングをマスターしようかな、という人にはとても優しい内容になっています。

「そんな、仙台なんて遠くて行けねえよ」という人も多々いることでしょうが、それは根性と気合で…ではなく 中野釣具店WEB SHOP という手段があるんです。今の所まだ話が煮詰まっていないので URARYOUSHI Custom Shop 製品はラインナップされていませんが、形が見えてきたらこのブログで順次発表していきたいと思っています。

という事で来週には久々に漆塗りロッドの仕上げに着手することができそうです。





 

方丈工房だより その38 

REC RECOIL GUIDE はとってもカスタマイズ心をくすぐるアイテムです

さて久々の『方丈工房だより』…本日は宮城県大崎市(旧古川市)・よろずや齋藤商店さんSRS FISHING GEAR さんに発注していたロッド・パーツが届きました。オーダー戴いた東京都・HNマー坊様、本日より金属製品の漆塗り作業に入ります(ブランクは…現在急ピッチで作成してもらっているので気を長くしてお待ちください)。

メタル・ワークの詳細ですが、URARYOUSHI Custom Shop ではフェルールは よろずや齋藤商店さん のスイス・フェルール(柿渋下地シリーズにはステップダウン・フェルール)を標準採用しています。なにしろ各社フェルールを比較検討して よろずやさん が最も耐久性に優れていると割り出した結論です。この採用の兼ね合いで渓流用リール・リングも よろずや製 ダウンロック・リングを採用しています。まさか齋藤さんも自分の所の金属製品に漆塗りを施すなんて夢にも思っていなかった事でしょう。ガイドは、現在最も広く採用されている Pacific Bay社 のチタニウムカーバイト・スネークガイド&トップガイドを採用(渓流用は細身バージョン)しており、抜かりはありません。そしてここが URARYOUSHI Custom Shop の独特な所で、シルク・ラインが削れたりPVCラインを使用する事も考慮してストリッピング・ガイドは FUJI Titanium SiC ガイド(柿渋下地には Pacific Bay社製)を標準採用しています…これは実釣を考えた際ハードガイド以下のガイドだとライン表面を削る要因になってしまう、高価なラインが激しく消耗したらおちおち釣りにもいけない、高価なラインを交換する回数が減ったほうが釣行の交通費や他の消耗品にお金を回す事ができる、とどこまでもケチな実釣派に優しい仕様になっています(もちろんオプションでカーボロイ・ガイドやメノウ・ガイドへの交換も有償で行います)。

もちろんスネイク・ガイドを使用している限りラインが削れるという宿命は完全に払拭できるわけではありません。かといってオールSiCにしてしまうと価格が跳ね上がるわカッコ悪くなるわ(ルアー・ロッドになってしまいますね)で、特に渓流用ロッドでは〝見るに耐えない〟代物になってしまいます。そこで表面をチタンコーティングしたチタニウムカーバイトを採用しているのですが、実はこれも完璧といいがたい部分がありまして…
実は去年本格的にロッド・デザインを開始した当初から採用を考えていたガイドがあったのですが、なかなか取り扱っているパーツ・ショップがないので採用を見送っていました。
それは REC の RECOIL GUIDE …G-Loomis や Winston が採用しているガイドで有名ですね。これは〝形状記憶〟ガイドで実に細く、材質もラインにとても優しいとあって、キャストも実にスムーズだし何よりロッドの曲がり(ベント・カーブ)にとても素直に追従するので現時点では〝考えうるガイドの中では最高峰〟なガイドなのです。ところが RECOIL を採用しているロッドは数あれど RECOIL GUIDE を販売しているところがほとんどありません。実際 埼玉県蕨市・ササノ釣具店さん がHP上でも取扱を公表していますが、ササノさんは2003年に廃業を宣言したものの在庫処分がままならず営業を続けている、という背景から「いつガイドの発注ができなくなるか分からない」というリスキーな条件が付き纏うので採用を見送っていました。それだけにロッドの問い合わせでも特に突出して質問の多い「RECOIL GUIDE を取り付けてください」という内容には苦渋の思いで「ゴメンナサイ」と返事をしてきたわけです。

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この通り RECOIL GUIDE は無茶に曲げても元通りなのです

そんなわけで〝良い〟と分かっていたのに今まで見送ってきた RECOIL GUIDE でしたが、ひょんな事から納品ルートを確立できました。

プロトタイプ・ロッドを作成しながら『どこかで取り扱っていないものか』と探し回っていたわけですが、RECOIL GUIDE は REC社 の製品である事がわかって一気に道が開けました…「なんだ、REC の製品なら SRSさん が扱っているじゃないか♪」と。なにしろあちらから相互リンクを申し出てくれた SRS FISHING GEARさん は 米国REC社 の〝正規代理店リンク〟にも名を連ねている〝REC社日本代理店〟なので当然 RECOIL も入荷できるはず、いやできなければ代理店じゃないでしょう。

というわけで今回の 東京都/HN・マー坊様 のオーダーのためのパーツ・オーダーのついでに RECOIL GUIDE の価格を問い合わせてみたところ…さすがに元値が元値なだけに全ての製品に採用というわけにはいきませんが、渓流の最上級機種/湖沼ディスタンスには充分採用できる価格帯で取り扱っているという事でしたので、正式採用致します。

残念ながら HP10.000HIT達成記念/特別販売ロッド には間に合いませんでしたが、最終プロトタイプ以降の Icankot(生正味漆下地/透かし朱溜塗り仕上げ) と Kamuy Santek(中空ブランク;全ての仕上げ) に標準装備、それ以外のモデル/グレードにはオプション装備となります。フルラインを投げ切る事が目的の高番手ロッドはもちろん、ピンポイントを狙う渓流ロッドでも〝別次元の〟使い心地が堪能できます。加えてラインの消耗は最小限に抑えられるとあっては…実釣派には嬉しい話ですね。なおかなり割高にはなりますが、ルアー用の RECOIL GUIDE も(スピニング・ベイトともに)取り付け可能になりました♪ルアー用は FUJI Titanium SiC Guide を標準装備として RECOIL GUIDE はオプションとさせて頂きます。

私としても「思い通りにロッド・デザインができたぜ」と達成感に満たされております。喩えフック・キーパーひとつでも妥協したものを付けるより吟味して〝これだ!〟というパーツを取り付けたいですからね。




 

今週のうらたん情報…金色のヤマメって… 

もうじき紅葉です 今年も少々遅いような…

私のHP〝ウラ漁師の小部屋〟では神奈川県相模原市津久井町にある うらたんざわ渓流釣場 から頂いたデータを毎週木曜日深夜~金曜日早朝にかけて更新・公開しています。

さて10月26日を持って「台風9号通過特別編成」解除を宣言しましたが、さすがに1ヶ月不眠不休でづっ旧作業に追われた無理が祟ったかこのところ情報が延滞しがちです。が、怒らないでやってください、少なくとも今月いっぱいは。

もちろん昼は入場受付と放流、夜は復旧作業と寝る暇もなかったのだから…と許されるとは管理人@井上さんは考えていないようで、それが証拠にゴールデンヤマメなるものを先々週から本格的に放流開始しました。ゴールデンヤマメ放流に関しては放流開始直後からこのブログやHPでアナウンスしていますが、皆さんにとって「ゴールデンヤマメって、どんなんだよ?」と雲を掴むような話であったに違いありません。人によっては「どんなサカナだよ」とあれこれ調べた事でしょうが実際に紹介されているサイトはありません。と断言できるのは〝ゴールデンヤマメはうらたんざわ渓流釣場が世界初で繁殖に成功させた種〟だからです。

と能書きはこのくらいにして、ゴールデンヤマメの写真が管理人@井上さんから送られてきたので公開します。

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魚体が反射するとアルビノレインボーみたいですが、しっかりパーマークが入っています

【誕生までのこぼれ話】
実は全くの偶然が始まりでした。自社養殖場でいつもの通り放流に適した体長に達したヤマメ達を軽トラックの水槽に移していると、網の中にいつもと勝手が違うアルビノが目に飛び込んできた…手にとって良く見てみるとアルビノのニジマスではなくヤマメだった。元々ヤマメは繁殖に少々コツが要り、ニジマスより手が掛かるほどデリケートなサカナで、色素の抜けたアルビノはそれだけで抵抗力が弱く成長させるのが難しい。デリケートな魚のアルビノがここまで成長するのはごく稀です。だからこりゃ珍しいと放流を控えて水槽に戻したのです。
それ以来「ひょっとして…」と放流魚の積み込みのたびにそれとなくチェックしてみたら、稀ではあるがアルビノヤマメが見つかった。見つけたらすぐに水槽に移していくうちに繁殖に適した尾数に達した。「これはひょっとしたら、種として固定できるかもしれない…」と専用の水槽を用意して繁殖に取り掛かりました。
当然紆余曲折はありましたが、元々ヤマメやイワナを繁殖させるための設備や環境が整っていたのが幸いしてようやく先々週放流に適した世代/尾数に達した、というわけです。

よーく見るとアルビノはぜーんぶゴールデンヤマメ

【習性とアプローチ】
体色はアルビノでも基本的にはヤマメです。従って他のヤマメと全く同じ習性と考えて構わないでしょう。つまり流芯を好んで水生昆虫を喰らう、と。
それだけにルアーでアルビノを狙う常套手段〝サイト・フィッシング〟では相当苦戦を強いられる事でしょう…なにしろ流れが大好きなヤマメを狙うので狙った所にルアーをキャストしても流れで狙ったサカナに届かないというわけ。おまけに貪欲なニジマスと違ってヤマメは上から落ちてくるものへの反応は希薄なので(浮き上がるアクションにはとても良く反応します)、実は一筋縄ではいきません。もちろん流れに負けてしまうほど体力を消耗したヤマメは流れの緩い所にいるので〝卑怯にも〟それを釣って喜ぶ〝セコい釣り〟〝人間性を疑われるような釣り〟を行えばその限りではありませんが。
流芯に潜む元気なヤマメを狙うのであれば流れを横切らせる〝とってもフツーな〟釣り方が一番です。問題はルアーの色ですが、実はヤマメは黒がとてもよく効くので真っ黒なスプーンやスピナーが圧倒的に有利になります。問題はゴールデンヤマメと普通のヤマメの釣り分けですが、どちらもヤマメなのでこればかりは…ゴールデンヤマメに当たるまで釣り続けるしかありません。
それはフライでも同じこと。特にインジケーターの釣りしかできない人にはとっても不利な条件となっています…というのもヤマメは泳力に優れているので流れが強い所に定位して流れて来る水生昆虫に喰らいつきます。そして泳力が若干劣るニジマスはヤマメの下に定位しています。つまり底を転がすインジケーターの釣りでは貪欲なニジマスばかりが喰ってきてごくごく稀にヤマメが掛かってくれる、ゴールデンヤマメとなると…天文学的数値での割合でしか喰ってきてくれません。だからインジケーターの釣りでゴールデンヤマメが掛かっても〝釣った〟のではなく〝マグレで釣れた〟となります。これはルアーでも同様で、底を転がしてもニジマスしか釣れない、と。
そこで有効になるのがウェット・フライでのスイング&ターンとなるのです。ヤマメに有効なパターンはソフトハックル・フライとシルバー・マーチ。ブラウンが有名ですが、このブログやHPで紹介している通り全身真っ黒なパターンがヤマメにはとてもよく効きます。ヤマメと他のサカナを釣り分けることができればゴールデンヤマメを手にする確立はぐっと上がるというわけです。

という事で皆さんも〝ゴールデンヤマメ〟を目の当たりにしてくださいね。





 

方丈工房だより その37 

ネームが入るといよいよロッドらしくなってきます

さて久々の『方丈工房だより』…ご存知の方はご存知の通り URARYOUSHI Custom Shop では漆の木から採取した〝国産漆〟をフライ・ロッドにふんだんに施している工房ですが、最近とんと更新が滞っていましたね。

その大きな理由として『仙台の中野さんに発注したパーツがなかなか届かない』という点がまずひとつ…これは中野さんが悪いのではなくパーツを供給している富士工業がウスノロだから。もちろん富士工業製品はフライ・ロッドに付け入る余地はほとんどないのですが、今後〝6角バンブーでのバス・ロッド〟という構想があってその下準備で富士工業製品が必要になってくるというわけ。その構想のためにパーツが必要で、フライ・ロッドでも使うパーツと一緒にオーダーしているのですが…パシフィック・ベイ社のパーツのほうが入荷が早いんじゃない?同じ富士工業製品だけど。
と富士工業の〝やる気のなさ〟全開の殿様商売はともかく(フライのリール・シートは自工房製品で良かった)、もうひとつ作業が滞る原因がありまして…

フライ・フィッシングをコアにやられている方ならお分かりだと思いますが、バンブー・ロッドのネーミングはペンで手書きがお約束ですね。ルアー・ロッドは手書きよりステッカーのほうが喜ばれますが、フライ・ロッド、それも事バンブーに至ってはペンで手書きが喜ばれる。それも油性サインペンよりGペンとかマンガを書く時に使うようなペンとか兜町の外れで爺様が証券を手書きする時に使うようなペンで書かれる事がとても好まれる。
そこで URARYOUSHI Custom Shop でもマンガの線引きや大昔のアニメーションのセル画を引く時に使うような耐油性の水性インクを使用してみたのですが…48時間充分乾燥させてちょっと引っ掻いてみたら簡単に削れてしまうのです。漆は酸やアルカリに強いと言い続けていますが、インクもゴミと同様固着を許さないのです。さらに欠けないようにと漆を上塗りすると見る見るインクを溶かして…最強の漆の特質だからこそ起こる珍現象です。なんというカタルシス!
実際多くの工房ではサインペンかマンガインクでサインを入れているわけですが、URARYOUSHI Custom Shop ではこれが使えない!ということです。かなり激しい目眩を覚えました。

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IWATA ROD 製ブランクには “Made in Japan from Iwata Rod” と書かれます(〝YAMAME〟シリーズは “Made in Japan”とだけ表記)

じゃどうやってこの文字を書いたのさ?ですが、実は当初の予定通りの作業で書き上げました。

基本的にロッドには黒のインクで書き上げるのがかっこいい。という事で特別仕様(〝貞山など〟)で止むを得ず白や黄色を使用することはありますが、サインは国産黒呂色漆を片脳油やテレピン油でサインに適した粘度まで薄めて使用します。問題はこの〝サインに適した粘度〟でして、実際にマンガインクなどを使用して〝サラサラ具合〟を知っておかないと試行錯誤にやたら苦労する羽目になります。だから結局使うことのないマンガインク2色代金およそ¥800-を単にドブに捨てたわけではないというわけです。
このサラサラ具合は基本的に〝蒔絵〟に使用される色漆の粘度に等しいもので、実際その気になれば蒔絵を施す事も充分可能なのです。もちろんそんな事をしたらコストがグンと跳ね上がって価格に反映される…反面蒔絵を施したところで実釣ではまるで変化がない、という事で〝お客様からの要望がない限り〟蒔絵は施しません。少なくともロッドでは。

適度なサラサラ感を与えた黒呂色漆(白や黄色では春慶漆を色粉で着色してから薄める)をペンに取り、書き込んでいきます。失敗しても漆は片脳油やテレピン油で拭き取れば簡単にやり直すことができるのでインクより手軽かもしれません。もちろん失敗は極力避けたいので集中して一気に書き上げます…
キレイに書きあがったら通常の漆塗り同様室に入れて24時間固着させます。黒呂色漆を薄めるわけですから書き上げた直後は「薄いかな?」と感じますが固着が完了すると漆独特の漆黒が浮かび上がります。そして蒔絵同様文字がモッコリと浮き上がっているのになかなか剥がれない、という事ナシです。問題は純白の色粉を使用していても漆独特の琥珀色と混ざり合ってピンクのような色合いにあるという点ですが、これは経年変化で琥珀色が褪色し、徐々に白がハッキリと現れてきます。

…と、文字にすると簡単に終わってしまいますが実際には結構時間を食ってしまった。現在量産体制を整えている最中なので〝微調整〟の部類に入る業務でしたが、これで大きく前進できました。同じ作業をランディング・ネットやリールにも施す事ができます…東京都のHNマー坊さん、当選のランディング・ネットにも同じ手順で “URARYOUSHI Custom Shop” のサインが入りました。今週中には送付いたします。

さて[ウラ話]では新規プロトタイプの〝モニター募集〟についてのお話などです。興味のある方はご覧になってください。





 
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