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方丈工房だより その91 

予想を超えた埃の付着 絶対NGなので、やり直しっす


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


本日は EMUS 最後の工程っす。


…の予定でしたが、どうした事か塗り上げた漆に埃レベルの糸くずが。やっちったぁ…

っつー事で表面を削ってやり直しです。
場所によっては#1500、全体は#2000の砥石で表面を研いでフラットにします。ついでに少々残っていた凸凹も徹底的に均しておきます。チョイ見逃していた細かい部分なんっすが、こんなところも気になりだすとキリがないっすわ。

多分漆刷毛が細かい埃を吸っていたんっすね。


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で、結局『その87』まで戻る…


やり直し1回目終了


再度古代朱を塗り、表面を定着させます。失敗すると結構厄介なんっすわ。それでも全部やり直しじゃないから、まだマシっす。


泣きの塗り直し(拭き上げ)を終えて本日の作業は終了。『モヤさま』最初の10分見れなかったよ。



さて渓流用ルアーロッド APYU は相変わらずブランク完成の連絡はありませんが、[ウラ話]ではかなり纏まったグリップ周りの構想についてお知らせします。それに URARYOUSHI Custom Shop のネット販売に関する決定事項と、津田商会さんの決定に泣くフライショップ様宛に提案もございます。興味のある方はご覧ください。






 
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方丈工房だより その90 

包み隠さず堂々と見せられるから っつー事で現在使用している50g¥8.000-の『国産塗立梨地漆』っす


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


本日は EMUS 11回目のスレッド留めっす。


以前 TV通販のQVCが合成樹脂皮膜を漆と称して販売した っつードイヒーな事件に触れましたが、バカ正直でおなじみの URARYOUSHI Custom Shop では もし仮に万が一QVCの仕入れ担当者的な『漆のこと、全然分かりません』っつー人でも安心して取引できるように現在使用している漆を大公開しちゃうんっすわ。

現在使用しているのは福井県越前市の箕輪漆行さんより取り寄せている塗立梨地漆っす。

ホンモノの漆の場合、漆問屋が談合でその年の価格を決定します。
それって独禁法とかに引っかかるんじゃね?っつー疑問もごもっとも。ですが『っつーだけで最低でも2割か3割割り増し販売できちゃう、それこそ合成樹脂皮膜を漆と売れば仕入れ100円でも10.000-とか20.000-で売れちゃう。ボロ儲けっすわ。
それを未然に防ぐために漆の品質から流通ルート・価格までも管理する事で

「ああ、この店は取引しているけどその店は取引してませんから」

っつってニセモノを簡単に見分ける事ができるっつーわけ。


去年フィッシング中原で ウラ漁師個人所有“ICANKOT” を持って売り込みに行ったら店員が

「これ、『透き』っすか?」

と通ぶってトンデモネエ暴言吐きやがった。『透き』っつーのはふぐ印の偽うるしの名称だろ?冗談じゃねえや、こちとらふぐ印の8.88倍で取引されているホンモノの塗立梨地漆使ってるんでい。それに俺の ICANKOT は生正味漆だから透漆じゃねえし。
なんでもフィッシング中原はチャリに力入れてフライ部門は完全撤退するとかしないとかっつってたのもあるけど、最終的にこの知ったかぶりにサ―――――――――っと引いちって基本シカトなんっすわ。釣具のプロなのに、見分けつかねえのかよ。


塗立梨地漆を塗っていきます


で、吹けば飛ぶっつっても一応メーカーとなる URARYOUSHI Custom Shop では購入を検討される方でもそうでない方でもパッと見て

「あ、ホンモノの漆使ってんだ」

っつーのを目標に写真公開しているんっすわ。スケジュールが合えば工房見学も受け付けますよ、ええ。


前置き長くなっちったけど、本日はついに最終工程『スレッド留めの艶出し』です。


このままマットもイイ感じじゃん、と思う方もいるでしょうが、基本 URARYOUSHI Custom Shop のスレッドは艶を乗せます。まずは塗立梨地漆を刷毛で塗り込んでいきます。


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塗立梨地漆で少々漆色を乗せる事で朱に深みを与えるんっすわ。そっちのほうが誇り高いサクラマスハンターにはふさわしい色でしょ?


刷毛で塗ったら和紙で拭き取ります


ここでも『摺り漆』『拭き漆』の手法を取り入れます。

仕上げ塗りはあくまで『化粧塗り』なので、化粧はけばけばしく厚塗りにするよりうっすらと塗ったほうが良い、極力薄く重ね塗りをしていきます。


塗り込んだらこんな感じ かなり渋い仕様に仕上がったでしょ?


塗り上がったら室に入れて本日の作業は終了。


さてフライショップ実店舗店頭やネットショップなどで周知の方も多いでしょうが、米国ウインストン本社と国内輸入商社の事情により、ウインストン製品の店頭販売が出来なくなったそうです。

実は EMUS で使用しているリールシートは WINSTON 輸入商社の津田商会さん経由で納品していたのですが、このリールパイプもカタログ落ちして以来困っています。実際別業者による平行輸入品を使用しているのですが意外と入荷が不安定なんっす。
今後入荷次第で継続か、SAGEが使用しているSTRUBLE製品に切り替えるか、それともまさかのKen Sawadaを導入するか検討しているところっす。


いよいよ EMUS はもうじき完成っす。次は何を作ろうか…思案の真っ最中っす。渓流用ルアーロッド・APYU に関しては…未だにブランク完成の声が聞こえてきません。もう少々お待ちください。





 

方丈工房だより その89 

本日は超短い作業…秘伝 ヘラ塗りっす


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


本日は EMUS 10+α回目のスレッド留めっす。


昨日はデレデレと話が飛んでイマイチベクトルが定まらねえ話をしていましたが、本日は塗りの話に集中していきますわ。

レギュラー商品では中塗りまで刷毛塗りをやめてヘラ塗り、って言ってきましたが、ヘラ塗りってこういう事
…漆を木のヘラで擦り付けるように塗るっつー、割と厚塗りな塗り方なんっすわ。塗るっつーより隙間や段差に押し込んでいくパテ埋め的な、相当な作業なんだよね。


塗り込んだら和紙で拭き取ります


で、ヘラで塗ったまま室に入れてもキッタネエだけ。芯乾きが遅れて縮みがおきちゃうし。

っつー事で丁寧でおなじみの URARYOUSHI Custom Shop では和紙で拭き取るんっすわ。


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今回は 2tip 対応の装飾として山吹色を乗せる作業っす。

他の位置のスレッドはもう既に仕上げ塗りを待つばかりですが、今回はティップ部分と他の部分のバランスを取るために敢えて作業はしないんだよね。


10+α回目の作業が終了 このまま室に入れます


刷毛塗りの良い所は確実に凹凸を埋めてくれるっつー点。悪い所は刷毛塗りほど薄く塗り込む事ができないっつー点。だから和紙での拭き取りでうまい事調整していくんっすわ。

っつー事で本日の作業は終了。

でもティップだけで終わりっつーのは気が抜けてしまう。っつー事で20cm位置の青竹色を重ねておきましたわ。


仕上げ塗りを待つスレッド留め


あとのスレッド留めはすべてこんな感じっす。

落ち着いた朱がトンキン・ケーンのハニーブロンドとマッチしてイイ感じでしょ?摺り漆の影響でかなりマットな仕上がりになっていますが、これは艶があったほうがよりマッチすると思いません?私は思います。


和竿なフライロッドより、和竿の手法で作ったフライロッドのほうが、『ある』と思います。






 

方丈工房だより その88 

いつもの通り刷毛で塗ります


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


本日は EMUS 10回目のスレッド留めっす。


昨日に引き続き本日も刷毛で塗ったら拭きあげる『摺り漆』『拭き漆』を施します。
意外と塗り回数が多くなっちゃって、正直超メンドクセエ。っつー事でこれ以降の EMUS や色漆を施すスレッド留めでは中塗りまで刷毛で塗る方式に変えて8回重ね塗りっつー工法を採用します。

結果的に皮膜の厚さは変わんないけどここまで丁寧にやったら10万取るよ、普通。

いいんだ、俺頭おかしいから。値段は以前予告したとおり ¥80.000-(税込み・送料別) で放出しちゃうよ。


そういえば ¥80.000- って本決まりする前から ¥80.000-(税込み・送料別) って提示していたけど、アレはガソリンが高騰する前の『予定価格』の話で実際にパーツ仕入れたら全然利益っつーモンが出ねえんでやんの。マジでチョイ足が出ちゃう。んでガソリンが暴落した今パーツを仕入れれば ¥80.000- でトントン。
っつー事でホントは ¥100.000- ちょーだい♪って言いたい所なんすけど、1回 ¥80.000- っつっちゃったから引っ込み、つかねーよ。なんっすわ。


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お金の話が長くなって、ごめんね。


まさかの重ね塗り二桁を終えて このまま室に入れます


まさかの10回目の重ね塗りで色漆は終了っす。

実は今日はイマイチ気持ちがカチッと嵌らない。変な日なんっすわ。ありますよね?なぁんかシクッと来ない日って。
今日は午後から近所のリニューアルした西友で『実験用』のサンポールとガラスの器を買いに行って、帰りしなローソンに寄ったんっすよ。この時間ならここんトコくっちゃべっているバイトの女の子(ウラ漁師名『姫』)はいねえだろう、と。ついでに今後仕事で使いそうだからっつーんでカセットガスの値段調べたりしてたら来ちゃた…姫が。

おいおい姫、ダウン紫かよ。なんか客の車に轢かれそうになってるし。

っつー事で姫が来る前に会計済まして出て行っちゃお、って急いでたら

「こんちわっす♪」

と姫に、めっかっちった!っつー事で優しいでおなじみのウラ漁師、リップサービスでチョイと話をしてから外に出て…気を落ち着かせるために、チョイ喉が痛いっつーのにタバコ吸って気を落ち着かせる(もちろん店入り口の灰皿のところで吸いました、歩きタバコじゃありません)。


何この感じ。40過ぎてこんな気持ちになるなんて…気持ちワリイ。後厄だっつーのに何ときめいてんのさ、超気持ちワリイ


っつー事で『ぶれない』ウラ漁師、チョイ心がぶれているのを自制しつつ作業したんっすわ。これじゃ気持ちも嵌らなくて当然っすね。


っつー事で本日の作業はこれで終了。次回はいよいよ『仕上げ塗り』。ゴールが見えてきましたわ。
で、そろそろ次にやることを何にしようか考えていますが、ルアーロッドAPYUに加えて源流釣行用 PENAUNPET を作るか EMUS の #5 を作るか、それともいよいよ仙台・中野釣具店さん に最初に話を持ちかけた EMUS Graphite に着手しようか…悩み所っす。


なんかリクエストあったら、教えてくだされ。





 

方丈工房だより その87 

雑に仕上げたティップ 本日はこれをいじるところから始めます


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本日は EMUS 9回目のスレッド留めっす。


2tip化しても大丈夫、っつーティップ先端の色漆。塗る時は雑に塗り上げて、削ってきれいに仕上げようっつー魂胆なんっすわ。ついでに他のスレッド留めも研ぎを入れてより平坦にする作業をするんだよね。


削ります


軽く力を抜いて削っていくんっすが、これが嫌になるほど神経を使う作業なんっす。
#2000のサンドペーパーを軽~くかるぅく撫でるように慎重に磨いていきます。失敗するとそれこそ泣きが入るところですが…


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やっちったぁ…


やっちったぁ…

チョイ力が入っちったようで、部分的にチョイ下地漆が出ちった。とりあえず泣く。
で、瞬発的に対策を考える…デザインが当初のものと少々異なってしまうが、朱の漆を塗り込んだらその上から山吹色を乗せる手法に変える事に決定。そうすればここだけ朱を最初から塗り直すっつータイムロスは発生しない。今後レギュラー商品でもこのシンプルな手法をメインに据えてやっていく事にしますわ。

結構『冒険』をぶちかまして今までそれなりにうまくいっていましたが、失敗だってあるんだよね。

問題は失敗そのものじゃなくて、失敗したら次に失敗しないように対策を考えてより完成度の高いものを作るようにするのが大事っつー事。今の日本で一番欠けている事っすね、チョイと失敗したら待ってましたとばかりに揚げ足とって喜ぶ心の狭い気持ちワリイ連中、あなたの近くにいるんじゃない?
結果 URARYOUSHI Custom Shop のトンキン・ケーン・ロッドのティップはよりシンプルでひと目で見分けが付くものに落ち着きそうっすわ。


っつー事で本日の作業を進めます。


でも作業工程を紹介するとまた中途半端に長くなっちゃう。っつー事で本日の作業工程は[ウラ話]で紹介します。興味のある方はご覧になってください。






 
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方丈工房だより その86 

塗りの小道具は基本自分で作る そうしたほうが自分が一番使いやすい道具を手にできるから


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本日は EMUS 8回目のスレッド留めっす。作業の途中で『モヤモヤさまぁ~ず2』(TX)OAのため中断、作業終了は2:00でしたがPCが劇重になって1時間以上の復旧作業、っつー事でかなりのタイムラグが発生している事をご了承ください。


本日の作業はヒバの木を削る所から。
URARYOUSHI Custom Shop では基本的にこのような道具は割り箸を使用します。サクッと削って作ったものが本日の作業で割と重要な役目を果たすんだよね。


削り出したのは、極細のヘラ


8回目の重ね塗りっつー事で色乗せも最終段階。
だからこういう極細のヘラが必要になってきたんっすわ。何に使うかっつーと…作業工程で触れますね。


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さて朱を乗せ始めた時は茶色っつったほうが正確な色味でしたが、4回重ね塗るとしっかり朱になりますわ。


7回重ね塗りをして、こんな感じになりました


これが高級漆器になると最低でも6回、津軽塗り的なノリになると50回とか100回とか…やってもいいんっすけど、そこまでやるといくら1回あたりの皮膜が極薄でも結構な厚さになってテーパー・アクションに悪影響を与えちゃう。

っつー事でほどほどで止めるのが正解。


これが URARYOUSHI Custom Shop の“古代朱” まだ艶が出ていませんが


以前話に触れた『古代朱』ってどんな色?っつー事ですが…こんな感じっす。


日の丸や平等院や宮島的な『朱』と比べるとチョイ落ち着いた感じでしょ?個人的にはこの朱色が控えめで漆塗りの竹(実際にはトンキンケーンっつー藤や葦に近い種)とのマッチングも大変よろしくて気に入っているんっすわ。何より

日本人としての誇り

を体現した色と定義付けているのでイタリア人がフェラーリ・ロッソを好むように赤といえばこの『古代朱』なんっすわ。


今後の工程ではこの朱に艶を乗せていくわけっすが、それは明日以降の工程で。本日はその下準備的な作業っす。


で、作業工程を紹介するとまた中途半端に長くなっちゃう。っつー事で本日の作業工程は[ウラ話]で紹介します。また渓流用ルアーロッド APYU に関する進展情報も掲載しておきました。興味のある方はご覧になってください。





 
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方丈工房だより その85 

耐水サンドペーパーを細切りに これは#2000


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本日は EMUS 7回目のスレッド留めっす。


スレッドに『仕掛け』、っつっても単に色を乗せているだけなんっすけど、とにかくロッドのスレッドには初の試みで行っている作業なので当初の予定とは少々予定が違ってきました。

本来ならあと1回のスレッド留めで終了=完成♪なんだけど…もうチョイと色を重ねたほうが良いかも。っつーのも本日の工程が大きく影響してくる事なんっすわ。まずは何はなくともサンドペーパーの切り出しからっす。


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今回使用するのは#2000番のサンドペーパー。基本仕上げ用に使用される番手っすが、番手から見てもわかるようにかなりデリケートな仕事なんっすわ。


下準備として、スレッドに種油を塗ります


固着したスレッドに種油を塗ります。

これからやる事は、そのまんま『研ぎ』っす。
漆芸をやっていると『研ぎ』って、よく聞くでしょ?でもあまりにも漠然としていて何をやっているのか良くわかんねえ。っつー事で研ぎについてチョイと触れておきますと…


研ぎっつっても

・光沢を出すための磨き上げ
・塗りを綺麗に見せるための均し

があるんっすわ。今回やるのは後者の『均し』なんっすわ。


で、いつもの通り作業工程を紹介するんっすが、中途半端に長くなっちゃう。っつー事で本日の作業工程は[ウラ話]で紹介します。興味のある方はご覧になってください。






 
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方丈工房だより その84 

これは三内丸山遺跡から発掘された漆器(断片) 何気に世紀の大発見っす


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本日は EMUS 6回目のスレッド留めっす。


前回から古代朱の色漆(古代朱顔料+塗立梨地漆)を塗り始めましたが、ぶっちゃけ古代朱ってどんな色?っつー人、多いんじゃねえっすかね。

ならウチのロッド買ってみれば分かりますわ。
っつったら商売っ気丸出しでだだっ引き。っつー事で優しいでおなじみのウラ漁師は見せちゃうんだよね。写真は青森県・三内丸山遺跡で発見された縄文期前中期頃の漆器の破片っす。この色が古代朱の元になっている朱なんっすけど、チョイ実物より茶が勝っちゃっているんっすわ。実際赤を写真で説明するのって、難しいんだよね。

ついでに言えばこれが発見されるまでは漆器は中国の遺跡で発見されたものが最も古くて『漆器は大陸伝来』と考えられてたんっすけど、三内丸山での発見で

「日本のほうがずっと古い」

っつーのが分かって名実共に“japan”になったんっすわ。


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そんな歴史ロマンと日本人の誇りとして、URARYOUSHI Custom Shop では『古代朱』を正式な赤として採用しているんっすわ。


基本1回あたりの塗りが薄っすいから、朱はまだ茶色っぽい 朱が出るまで塗り重ねます


っつー事で本日の作業っす。

色漆は基本チョイ厚塗りになっちゃう。っつっても0.0αmm(αミクロン)単位での話っすけど。
そんだけ薄っすいから1回塗っただけでは思ったような色が出ねえ。っつー事で重ね塗りするんっすわ。エポキシとかニスがメタボだとすれば漆はさしずめお相撲さん?いや、余計な贅肉は一切つけてないから懐かしのパンクラス選手並みっつーニュアンスかなぁ…


代わり映えしないっすけど…漆室に入れる直前っす


っつー事で塗り上げたらこんな感じっす。

基本薄っすいのに頑丈、っつーのが漆の特性。それを津軽塗りでは100回近く塗り重ねるから『バカ塗り』なんて異名がある。100回とまではいかないまでも50回近く塗り重ねる上に作業工程から使用する漆の種類まで厳格に管理されているのが『輪島塗』の特徴で、さすが京の公家に献上していたメーカーはチョイ違いますわ。漆塗るのも命がけ、だったんだろうなぁ。

高っかい漆を50回も100回も塗り重ねるから当然売値も高くなる。50回や100回に比べたらウチの10回とか15回の重ね塗りは安いモンっすわ。もっともこの回数も江戸和竿の回数を元にしていて仙台・庄内・紀州でもこれくらいの回数なんっすよね。輪島塗的に塗り重ねろっつーならできなくもねえっすが、高っかくなっちゃうよ。


「ダイワの輪島塗シリーズなんか50万じゃ買えねえけど、ココはこんな値段なんて、ニセ漆使ってんじゃねえの?ニセ漆使ってんじゃねえの?」

っつー疑心暗鬼になっている方も少なくないでしょうが、値段を抑えるにはそれなりに根拠があるんっすわ。





 

方丈工房だより その83 

こんな感じに仕上げたい…ベースにした HOUSE OF HARDY “PALAKONA” の赤いスレッド


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5回目のスレッド留めが終了したのは2009年1月19日02:30。タイムラグ付である事をご了承ください。

モデリングサンプルとして HARDY PARAKONA をセレクトした EMUS っすが、このギラギラとしたフィニッシュが大英帝国的。産業革命以降の大量生産体制=『使う材料は極力手軽なもの的発想』で、これがなければ最高だなぁ…と常々思っていたんっすわ。
そんでもスレッドの感じといい、グリップ周りの独特なデザインといい、HARDY オリジナルのあのリールシートといい、さすが女王陛下のフライロッド。それだけにこのギラギラとしたフィニッシュがしょっぱいっす。

基本スレッドなんか、渓流用のトンキンケーン・ロッドだらけの日本基準で見てみると

「透けてねえじゃん」

と寝言一言で軽くシカト、っつーノリにもなりかねません。けど冷静に考えると、いくら地上最強であるシルクラインと言えど透けるような細っせースレッドだとサクラマスとかビッグレインボーとかサーモンとかと遣り合っていつまで耐えてくれるか不安で仕方ねえ。


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でも赤いスレッドって、なんか惹かれるんだよね。


4回目のスレッド留めを終えて…もはや赤じゃないっす


本日は EMUS 5回目のスレッド留め塗りっす。

ご覧の通り、独特の色味になってきました。
ここまでは予定調和、っつーのも以前 PENAUNPET と ICANKOT プロトタイプを作製した時もこれとまったく同じ色味になったから、もう忘れねえよ、なんっすわ。で、ここまで読んでいた私はここである技を入れてみたっつーわけ。


真っ赤なスレッド留めに仕上がっています そのタネは…


で、塗ってみたらこんな感じで赤くなりましたわ。
今は赤が強いですが、固着すると漆の琥珀色と相まって落ち着いた色に仕上がるんっすわ。


どんな仕掛けを施したかっつーと…大体予想は付きますよね?


そういえば顔料を確認してみたら前回紹介した釣果測定機能付飾り巻き15cmの位置に使用している色は『鶯』じゃなくて『青竹』でしたわ。


っつー事で、ほとんどネタバレ的見え見え要素満載の『仕掛け』については[ウラ話]でお話します。興味のある方はご覧ください。






 
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方丈工房だより その82 

漆室…タオルに黒カビが生えるのは正しい使い方をしている証拠


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漆塗りでおなじみの URARYOUSHI Custom Shop ですが、そう易々と量産できないのが漆というお話を。

寒いっすね。
なんたって正月に入ってから寒気という奴が関東地方にまで張り出して、昨日なんか時間帯によっては横浜と仙台が同じ気温。チョイ意識が遠ざかる。っつっても私自身寒さにはかなり強いほうなので問題にはならねえんっす。

けど大問題なのが湿度。ジメジメしたトコが好きでおなじみの漆はかなり高湿度でないと固着しないんだよね。すんげえ薄く塗っているのにただほっといたら固着するってシロモンじゃないんっすわ。
だから濡らしたタオル吊り下げて、ヒーターと一緒に加湿器まで設置して、中と外に気温/湿度計設置して管理するんっすが、この異常乾燥期にはほとほと泣かされますわ。っつーのも湿度が10%とか20%とか言ってくれてるもんだから3回目のスレッド留めがいつまで経ってもベットベト。しょうがねえからこまめにタオル濡らして吊り下げて、を繰り返してようやく固着させたんだけど、これが3日も掛かっちった。


こんな手間隙掛かる漆塗りが通販で大量入荷できるほど量産できるわけねえって。実際「山中塗り」と「会津塗り」は塗り方の名称で塗料は一切触れていないんだから。


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とBSや地上波のフィラ(メンテナンスなど放送終了後に流す試験VTR)にケチつけるのはさておき、本題の本日の作業っす。


かなり凹凸がなくなってきました


本日は EMUS 4回目のスレッド留め塗りっす。

スレッドがかなり黒ずんできたでしょ?これが固着するとさらに黒味が濃くなってきますわ。
スレッド自体が太めなのでチョイ塗り回数を多くしないといけないかな?的なオイニーが漂ってますが、いずれにせよ次の塗りからチョイと“技”を入れていきますわ。


色漆を乗せた飾りスレッド 飾りといってもただの飾りじゃない


で、今回は URARYOUSHI Custom Shop が『実釣最優先』で漆を選んだ的なアピールを加えていきますわ。

前回 PENAUNPET と ICANKOT でも採用したメジャー・スレッドっす。
渓流用の場合ブランクの根元から15cm(全国平均の放流サイズ)と20cmのところにスレッドを留めましたが、EMUSだと狙うサイズが少々デカい。っつー事でこちらは20cm(持って帰ってもいいかな?的なサイズ)と30cm(尺越え!)のところに巻き留めました。

#8ではもっとデカいのを狙う前提なのであんまり意味ナシ名企画かもしれませんが、EMUS と KAMUY SANTEK にはこの位置にスレッドを留めるっす。

色も20cm位置には鶯、30cm位置には古代朱と、渋い配色になっています。

元々漆をフィニッシュに採用したのは
  基本フィニッシュは薄ければ薄いほど素材の『素』の特性が出る
 →特性を掴みやすい竿のほうが釣りをするとき有利になる
 →薄く塗れて、薄くても強靭な塗料は漆
っつー事で『漆』を採用した、色漆はその副産物的な『遊び心』っすわ。


っつー事で今回の作業はここで終了。室に入れて固着を待ちます。天気悪くなるみてぇだから、今度は普通に固着してくれんじゃね?


「固着しねえ!」

っつって四苦八苦している合間に、仙台・中野釣具店さんにAPYUの別バージョンを作るための材料一式をオーダーしたんっすわ。多分今在庫確認とか納品手配とかしているんだと思うんっすけど、如何せん結論が出るまでハンパなく頑張っちゃう仙台人の特性で

「わっかりやした、チョイ待ってて」

的な連絡を頑張りすぎて一切すっ飛ばしちゃう。そんな猪突猛進な所が個性でもあるんっすが、そんなわけで『多分手配していると思う』としか言えないんっすわ。


近日中に、スペック等を紹介します。





 

方丈工房だより その81 

URARYOUSHI Custom Shop が作業工程まで公開するのには、訳があるんです


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


今回はちょっと気になるニュースがあったのでこの話を。

時に触れ

URARYOUSHI Custom Shop では漆の樹液から採取・精製されたホンモノの漆しか使用していません

と明記しております。特に相手が見えない通信販売では写真(もしくは動画)で見せて納得してもらうしかないわけですが、それでも100%納得してもらう事はできません。

っつーのも

「写真と文章だけなら、何とでも言えるじゃん」

と疑心暗鬼になってしまうと手が付けられない。実際に私の漆かぶれを見ると納得するのですが、日に日に塗りのコツを体得している・それこそかなりうまくなっただろうと思った次の瞬間こういう手があった!的に日々成長しているからかぶれもあまり出なくなっているんだよね。かと言って遠路はるばる見学に来てもらったお客様の肌に漆を垂らして

「さあ痒みで悶絶しろ」

と、できるわけねえじゃん。


さらに近年ではカシューや新うるしといったニセモノも割とホンモノっぽい色味を出す。それにタチが悪い所では最後の仕上げだけ漆塗ってるけどその下はただのニセモノっつーのもあるもんだから素人目にはもちろん漆塗ってン十年的なスーパー職人さんでも見ただけでは見分けが付かないほどになっているんだよね。


それじゃ作っている側・売っている側の口先次第でお客は騙され放題じゃん。と思うでしょうが、実はそうでもないんっすわ。


漆意外は一切使用していない だから手書きサインも漆を使用しています


2009年1月14日、通販大手のQVCジャパン(千葉市)がインターネット通販の広告で、合成樹脂塗料を使ったプラスチック製スプーンやフォークを「木製」「漆塗り」などと表示したとして、公正取引委員会は14日、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出したんだよね


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漆塗りをしている人や漆器好きならある意味『常識』なんっすけど、『山中塗り』QVCが今回取り扱った『会津塗り』はその殆どが合成樹脂塗料を使っているんだよね。
でも100%漏れなくっつー訳じゃなくて、ごく一部の山中塗りと会津塗りはオーダーメイド的なノリと有名作家の作品的にホンモノの漆を使用しているんっすわ。実際漆塗りでそんな量産が、できるわけねえじゃん。


現在漆は麻生商店(閉店?)さんから箕輪漆行さんに移行 他にも信用できる4箇所の漆芸店さんと取引しています


で、BSや地上波テレビのフィラー(試験放送)素材として放送されているQVCがどうのこうのという話はさておき、この事件、割と深刻に捉えるべきなんっすわ、特にカシューや新うるしを『漆』と明記して売っている連中は。


今回のQVCの場合プラッチックなのに『木製』・ペンキなのに『漆』と2つもウソついた上に前科がある、おまけに売り物が食に関する事で『家庭用品品質表示法』に引っかかるんじゃね?っつー事で公正取引委員会ばかりでなく経済産業省も動き出すとか出さなねえとか

っつー事でたったひとつのウソがどエライ事態に発展するっす。


ウチの製品?ホンモノの、正真正銘国内産の漆だけしか使ってませんよ。いや、貼り付けるだけの糊漆だけには中国産の安い漆使ってます。塗りで国産と中国産の差はハッキリ出ちゃうから、誤魔化しが効かないんだよね。


第一公取とか経済産業省が動くのが目に見えている事を図太くやれるだけの図々しさがあればこんな零細工房じゃないっすよ。なにしろ『漆』というだけで昔から高く売れますから目を付けられやすいんっすわ。
だからこのブログでせっかく塗った漆を火で炙って見せたり、塗り作業を写真で撮って見せたりしているんっすわ。表面塗っただけだと中から塗料が溶けて焦げだしてグズグズになっちゃう。今度YouTube的な所に

「漆塗りを1週間酸(サンポール)に漬ける」

動画を公開しようかと考えているんだよね。一生懸命ホンモノの漆の樹液を採取精製した漆ですってアピールしてんだけど、伝わってるかなぁ…


なんつったって、正直に商売するのが一番っすわ。






 

方丈工房だより その80 

3回目の塗り込み終了 かなり漆の色味が強くなってきました


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。

プロトタイプ EMUS のスレッド留め作業っす。作業終了が1月13日AM02:00を過ぎてしまったためタイムラグが生じていますがご容赦ください。

作業としてはとても地味。なのに全ての作業を終了したらまず目に付く箇所なので気が抜けねえっす。皆さん、竿を買うときまずグリップ周りを見るでしょ?で次にすぐ手に取って握ってみます?それとも目線を上にやります?いずれにしても見るべき場所が少ない新品ロッドだとスレッドは絶対に見るところ、特に竿を買い継いできた人であればあるほどその傾向が強いっす。


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地味だけど気が抜けない作業っつーのは、結構強靭な精神力が要求されるんだよね。


漆をスレッドの谷間に押し込んで、余分な漆を刷毛で削いで均す…回数を重ねて平らにしていきます


個人が物作るのを楽しむ的なノリなら、ここまでやる必要ないでしょ。エポキシでいいんっすよ、エポキシで。

エポキシは楽っすよ。
フィニッシングモーターでクリクリ回して3回も塗り込めばそれなりに仕上がりますから。ハッキリ言ってそこら辺の素人でもコツさえ掴めばそれなりに綺麗に仕上がっちゃう。ぶっちゃけ漆を塗り込んでいると

「楽して儲ける事ができるのに、エポキシ使わないって、バカじゃねえの?」

とせせら笑う人も少なくないのが事実っす。


以前にも紹介した、衝撃的映像(ロッドは ICANKOT)


でもエポキシじゃこんな事できねえだろ。

継竿の場合どうしてもフェルールの固着が大問題になってくる。それこそ気温の高低差が激しい解禁直後や梅雨寒の季節なんか取れなくなっちゃうことが頻発するんっすわ。無理やり引き抜こうとしたら折れちゃうかフェルール接着部分が取れちゃう。

けど漆塗りだとこんな荒業で固着を解決できちゃうんだよね。

本物の漆は酸やアルカリに強いばかりでなく熱にも強い。その特性を利用してフェルールをライターで熱していくと…フェルール内の水分が飛んで空気が膨張するからスポンと抜けちゃう。
これをエポキシ・フィニッシュでやろうとしたら…もれなく溶けて、下手すりゃ燃えます。

もちろんこれはにっちもさっちもいかなくなった緊急時のみに行ってください。


人様から金を取るなら、これくらいの事やって当然。


さていよいよ渓流ルアー用 APYU のブランクが『延滞』っぽいっす。そこでそろそろ『対策』を発表したいと思います。加えていろんな計画書を[ウラ話]で発表していきます。興味のある方はご覧ください。





 
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方丈工房だより その79 

基本毛が多い&あんまり人と接しないので普段の髪型はボッサボサ


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


それは去年の話。

年越しに向けて髪切りに行ったんっすわ。
そこは駅前の美容院なんだけど、その駅入り口からおよそ360mの駅前通に10軒以上の床屋/美容院が乱立する激戦区。ちょっと通りから外れたらまたあった的なので総数は軽く30はくだらねえっつーすんげえ場所っすわ。

で、去年からチョイ気に入って通っている美容院に行ったんだけど、この日髪切ってくれたお姉さんが…イイ感じなんです。これがトビキリの美人とか絶世の美女っつーんじゃなくて、イイ感じなんです。
美容室っつーのは黙っているのが基本、らしいけど普段人と接する機会が極端に少ないだけにたかが髪切りに行くっつーだけでテンションあがっちゃう。けどご存知の通り髪切る人によっては
「うっせえ」
的に軽くあしらわれる場合も少なくない。っつー事で話しかけても軽くシカト的な人も結構多いんっすわ。

でもこの日担当してくれたお姉さん、常に笑顔でイイ感じなんです。いろんな話振っても受けてくれるし、ボケれば突っ込むし向こうからボケもかます、ボケ突っ込みの強弱もしっかりしている。やるな小僧。

さすがに今年後厄ともなればそれがリップサービスかどうかの違いは分かるつもりだったが、いい年して
「惚れてまうやろ――――――――――!!!」
的に鉄壁の心がチョイ揺れた。人の優しさに飢えているね、完全に。

最後は結構狭い店内で大勢のお客さんっつー年末おなじみの光景の中レジでクッチャクチャになっちったから割とそっけなく出て行ってしまったのが心残りなんっすわ。今度はもうチョイ気を配って出てやろう、と優しいでおなじみのウラ漁師どんは思うのであった。

めでたし、めでたし。


2回目のスレッド留め


っつー事で話は今年の昨日に戻る。

本日は年跨ぎで作業を進めている プロトタイプ・EMUS の2度目のスレッド留めっす。
前回は下地塗りを兼ねているので特に深く考えずに塗る、でしたが2度目からはご覧の通りチョイ多めに漆を塗ります。

っつってもスレッド1箇所に使用するエポキシ分の1/3~1/4の量くらいしか使用しないんだよね。

ココにも少々コツがあって、1度目に塗った漆が固着したら2度目はスレッドとスレッドの間の凸凹に漆を埋め込むように漆を塗り込んでスレッドの突起部分の漆を刷毛で削ぐように塗っていくんっすわ。当然漆はうっすく塗っているので何度もこの工程を入れて表面をツルッツルに仕上げるんっすわ。


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で、生漆の段階で琥珀色がついている。塗立梨地漆は黄色見がかった植物油を加えているので琥珀+黄色の独特な色実を出すんっすわ。


漆を塗り終えたらこんな感じ(2回目)


っつー事で2度目の塗りが終わったらこんな感じの色身になったんだよね。
機能の写真と色味を比べると一目瞭然、イイ感じで透けてきたのですがスレッドの凸凹が目立っちってなんかやっすい竿!っつーオイニーが拭えないっす。エポキシでやれば3回程度で終了、お手軽だね♪っつーのは重々承知していますが、ひとつひとつの作業を丁寧にやるのが URARYOUSHI Custom Shop の売りだから、完全にこの辺意地になってますわ。


#8っつー番手からも分かる通り、完全に

サクラマス

狙うための竿っす。っつー事で王禅寺的な管理釣り場とか山梨県桂川とかだと漏れなくオーバーパワー、すんげえ『使い手を選ぶ』竿なんだよね。今販売の目線から見て
「捌き辛え竿作っちったな」
とチョイ後悔。


念のため、しつこくもう1回グリップ周りをご紹介(既出)


基本EMUSは#5/6/8っつー番手を用意しているから最初は#5でも良かったかな的な空気っすが、そんでも
「ウチは#8とか#10も、作っちゃうよ」
的にアピールしたかったので頑張っちゃいました。

とウダウダ書き連ねているのは2009年に入って寒冷前線が元気になっちって室の管理がシビアになっちった、去年は楽勝で室の環境を整える事が出来たのに今年は寒い&乾燥しているで、超シビアっすわ。おかげでイマイチ固着が遅れているんだよね。


っつー事でとりあえずこれ以上書く事がない。


強引にいろんな角度から話題を探して掘り起こしたんっすが、それでもこんな感じ。

ね?こんな空気になっちゃうでしょ?


去年も紹介した APYU ブランクっす(非売品)


もちろんただボケッとしているわけじゃない。

桐の入荷で動き始めた感のある URARYOUSHI Custom Shop ではブランク完成を待っている間に 渓流ルアーロッド・APYU のグリップ設計を行っていたんっすわ。昨日宣言した通り採寸までやっておきましたわ。

一応写真も撮ったんっすけど…地味すぎて伝わんねえよ。


っつー事で、本日の作業はこの辺で終了。

明日は成人の日、っつー事は 渓流用ルアーブランク・APYU のブランク納品予定日(仮)が15日だからもうじき。なんっすが…どうも『延滞』のオイニーが。
っつー事でそろそろ本音で「対策」に着手しないといけなくなってきたようっす。その辺は他の作業と含めて近日中に発表いたします。





 

方丈工房だより その78 

岩手県奥州市の製材店から取り寄せた桐


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。

本日岩手県奥州市から桐が届きました。

製材から10年以上たっているっつー事で1枚焼けちゃっている部分もありますが、基本カットして加工するから全然気になりませんわ。むしろしっかり乾燥しているから加工後の狂いが極めて少ない、っつーのが何より魅力っすわ。なにしろ日本3大桐の南部桐っすからね、素材の力は十分っすわ。

これが何に化けるかっつーと、渓流トラウトルアー用 APYU のグリップになるんっすわ。一般的には1万円とか2万円のロッドって「安かろう悪かろう」、パーツが見るからにチャチだったりスレッドとかグリップ加工とかが雑だったり、が当たり前。もちろん買う側も「世間って、そんなモンだよね」と目をつぶる部分っすわ。そんな価格をガッツリ抑えた廉価版ロッドだっつーのに南部桐使っちゃう無茶。かなりエッジの効いた仕様になりますわ。

でも到着したのが17:00過ぎ、っつー事で加工は明日以降っす。


スレッドに塗立梨地漆を塗り込んでいきます マスキングは飽くまで『万が一刷毛が滑っても大丈夫』的な保険で


本日の作業工程でございます。

一昼夜寝かせて程よく馴染んだプロトタイプ Emus のスレッドっす。最後の工程・スレッド留めの作業に入ります。
作業そのものの説明は今まで散々やってきたので省略っすが、
「どうせスレッドの透け具合はイマイチ」
なので、今回は着色しちゃいます。でもまだ色を乗せる段階ではないのでいつもの通りの塗り作業っす。


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いつもの作業


漆塗りはサッと塗ってサッと室に入れるが基本っす。

ブランク本体は摺り漆(拭き漆)で極薄に塗り重ねていきますが、スレッド留めは刷毛塗りなんだよね。URARYOUSHI Custom Shop では春慶漆の技法でスレッドに直接漆を塗っていきます。


塗立梨地漆を塗り上げるとこんな感じ


塗り上げるとスレッドの色が濡れたようになっちゃう。っつーのはエポキシでも同じ事。
なんだけど、漆の場合固着すると琥珀色がガツンと出る。これはどうにもならない部分。なので Emus に関してはチョイと遊んでみようか、と考えています。もっとも今日は下地になる部分の塗りこみなのでオーソドックスに塗るだけっすが。


っつー事でスレッド留めを塗り上げて室に入れたら本日の作業はここで終了。今年に入って寒冷前線がすんげえ元気で、室の調整が一苦労っすわ。


明日は 渓流用ルアーロッド・APYU のグリップ切り出し用に南部桐の採寸なんかも行います。こちらの予想をはるかに超えて杢が出ている南部桐を、どう料理しようか…なかなか難しい課題っす。

基本漆塗りの URARYOUSHI Custom Shop がこんな事言うのもなんなんですが、この南部桐、漆を塗るのためらうほどの良材っすわ。







 

方丈工房だより その77 

また作業に入るので和紙で保護する前に記念写真 っつー事で一応グリップ周りを スレッドが巻かれるだけで印象がずいぶん違ってきますわ


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。

URARYOUSHI Custom Shop のロッド製作の土台にあるのは『待つ』という事。

EMUS 9ft00in #8 3pcs 1top 最終プロトタイプ も最後の工程、スレッド留め作業っす。
実釣最優先でおなじみの URYOUSHI Custom Shop では基本スレッドデザインは超シンプル。デザインに凝ったところで価格を吊り上げる事はあってもサカナを釣り上げる手助けにゃならねえ、っつー事でデザインは超シンプルっす。

基本的にウラ漁師自身が変に加飾したものよりシンプルなもののほうが好きなんだよね。


飾りっ気のないスレッドが、却って『実釣最優先主義』を主張する


っつー事で単色勝負。漆を塗ると色が変わっちゃうからスレッドの色を考えるのは意味ナシ、なんっすが元々 House of Hardy を意識して作っているのでスレッドもオリジナルを意識してスカーレットを巻いておきました。


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スレッドはご覧の通り超シンプル


渓流用として使ってみて「うん、太いね」っつってボツにしたシルクスレッドを採用したっす。

作業を終了した写真を見せるだけだと「あ、出来たんだ」的に流されちゃうけど、これが結構メンドクセエ。本来ならモーターで回しながらサッと仕上げるんですが、この辺零細工房、1箇所1箇所手作業で巻き上げるからこれだけでも一仕事なんっすわ。


フックキーパーは鉤型


さて近年では「フックキーパーって、ダッセエよね」っつって、せっかく付けたフックキーパーを引き剥がしちゃう人も少なくないんっすわ。

一応 URARYOUSHI Custom Shop ではフライロッド全機種に写真の 鉤型フックキーパー を装着していますが、言ってくれればフックキーパー無の仕様に仕上げます(価格増減ナシ)。


全景はこんな感じ 段巻きがない分スッキリしていますわ グリップ周りは汚れやすいので和紙で再度保護っす 和紙って湿気を吸い取ってコルク保護には絶好なんっす


仙台・中野釣具店店長曰く、「スレッドは巻いて1日置かないとダメ」っつー通り巻き終えたら一昼夜寝かせます。

っつーのもスレッドを巻いてすぐに作業に入るとテンションに微妙な強弱差がある状態で固めようとしちゃうから固着を待っている間にスレッドがテンションを均一化しようと動く、スレッドが動くからスレッド留めが歪んだり皺になったり割れちゃったりする。スレッドの自己治癒力を『待つ』んっすわ。

っつー事で本日の作業はここで終了。塗りばかりでなくこんなところでも『待つ』仕事がてんこ盛りっすわ。


写真で伝わる仕事はここまで。
本日は岩手の製材店さんから桐の出荷の連絡を頂いて、新規製品のデザインをチョイと手がけましたわ。その辺の発表はまた後日。

2009年、何気に地味なスタートっす。





 

方丈工房だより その76 

本日は仕事始め、っつー人がほとんどでしょ?まだ松の内、っつー事で正月気分引っ張って神田明神の別カットを(本文とはほとんど関係ありません)


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてプロトタイプ販売の案内を致しております。今の所渓流用バンブー・フライロッドのプロトタイプを特別販売しています(ネット・ショップ用サーバ選定中)。

さて2009年仕事始めっす。

昨日が名目上の仕事始めだったんだけど、やる事っつったら仕入れの確認とか設計データの見直しとか事務的なもの。それもチョチョイのチョイって終わったら仕事終了。写真に撮っても伝わんねえよ。っつー事で省略っす。
で、本日が本格的な2009年仕事開始。そんでも松の内はちょいちょいとした仕事しか出来ないんだけどね。


去年からベールに包まれた EMUS が、いよいよベールを脱ぎます


去年からいろんなデータを取っていた 本流用スイング&ターン専用機 EMUS がいよいよベールを脱ぎます。

っつーとかなり大袈裟っすが、なんてこたぁない、コルク保護のために和紙巻いていただけなんだけどね。
で、気になるグリップ周りのデザインっすが、AAAグレードのコルクをトンプソン的に削り上げています。リールパイプにはハードロック・メイプルを黒呂色漆で塗り上げ、Captuedのハーディ調リールシートっつー雰囲気たっぷりの仕様っす。


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グリップ周りはとっても握りやすい〝括れ仕様〟



以前紹介したKamuy Santek(中野釣具店店長所有機)同様括れたグリップです。近年括れを抑えた寸胴なフルウェルなどが流行ですが、女性とグリップは括れたほうが良いっつー事で思いっ切り括れたグリップに仕上げました。
また湖沼ディスタンス用Kamuy Santek(中野釣具店店長所有機)と見た目を明確に差別化することを目的に、ファーロウやシャープスを意識した、フロントリールシートむき出しのクラシック仕様っす。リールパイプは重量が増してしまう黒檀やローズウッドからメイプルの黒呂色仕上げっつー別の意味で贅沢な仕様。今後はメイプルも桜に変更になります。

っつー事で新品なのにクラシカルっつー渋い仕様に仕上がりました。


ストリッピングガイドは本来オプション扱いのカーボロイガイド(特別にミルドラム製)


今回のプロトタイプはオプション仕様。本来はストリッピング富士工業製チタンフレームSiCガイドを標準装備しますが、バンブーの雰囲気を盛り上げるカーボロイ仕様っす。去年もアナウンスした通り本来はパシフィック・ベイ社製ガイドを用意しているのですが、今回のEMUSにはミルドラム製を採用しています(標準仕様)。


ガイドはブリティッシュ・スタイル


EMUSはイギリス発祥のウェット専用ロッド。っつー事で随所にブリティッシュな雰囲気を意識しています。
細かい所っすが、去年もアナウンスした通りEMUSに限ってホプキンスのブリティッシュ・スタイルのスネイクガイドを装着しています。見た通り「なんか変だな」的な違和感を与えるところですが、写真の反転掲載ではありません(標準仕様)。


ラバーエンドの脱着式ファイティングバット



ウェット専用ロッドの見た目の大きな特徴はファイティングバットにあるといえますわ。
ウェットに適したフィールドは小石や砂利が多い。っつー事で竿を立てかけておく場合一般的なロッドのバットエンドだとキズッキズになっちゃう。そこで一般的なウェット専用ロッドは概してマッシュルーム型のファイティングバットを装着しています。

EMUSの場合、#8は写真の通り大き目の仕様で#5~6はこれよりひと回り小さな仕様になります(標準仕様)。


以上の仕様で通常販売だと ¥120.000- になっちゃいます。が、今回はプロトタイプ販売、それもPCソフトがこちらの予想を超えて優秀だったので事実上の最終プロトタイプ販売となりますのでかなりお勉強しちゃいます。


ただし安くするにはそれなりに理由があります。その辺については本日の作業と併せて紹介します。興味のある方はご覧になってください。






 
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方丈工房だより その75 

謹賀新年


2009年より深ぁい因縁がある神田明神への初詣を年中行事に…やっぱメジャーな神社は人でもハンパねえっす

明けましておめでとうございます。

昨年はウッチャンナンチャン・内村光良とさまぁ~ずの仲良し三人組の『内村さまぁ~ず』Vol.1ミランカ配信)に収録されたただひたすら無茶をする傑作企画のタイトル「俺達ちょいと無茶するぜ!」(ゲスト:キャイ~ン・天野ひろゆき)並に「HPとブログを更新しない無茶」をやらかしてしまったわけですが、「仕事しない無茶」だけはやらずにコソッといろんなモノ作ってきたんっすわ。

さて2009年も明けて、普段なら何もしない元日 ~ 親戚が集まって大騒ぎの2日 ~ ガマン出来ずに仕事を始める3日、とスケジュールが決まっているっす。でも今年はなんか弟夫婦が大阪方面に用があるからっつって初詣以外何もしないでのんびりするべき元日に前倒しで親戚が集まる事になっちった。本当は元日は家の近所のお伊勢さん系神社に初詣行ってあとはもうひとつの神社に初詣に行くだけののんびり正月、っつーのが好きなんだけど。

っつー事で少々波乱含みのスタートとなってしまって、2日に先送りした初詣に行ってきたっす。

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境内でお参り

例年なら横浜・桜木町と日の出町の間にある伊勢山皇大神宮に詣でていたんだけど、今年から東京・神田明神に詣でる事にしたんっすわ。
以前も書いたけど、私自身神田明神に奉られている平将門公の遠い血筋。っつー事で「下手なトコで油売るより御先祖様に詣でるのが筋ってモンだろ」的に、横浜からチョイ遠い御茶ノ水まで行ってきたんだよね。さっすが超メジャーな神社なだけにテンション違いますわ。ホントは境内に銭形平次関連のいろんなモンがあんだけど、とにかく人がすんげえから詣でるだけ詣でて平次アトラクションはまた今度っす。でも普段何気にブレない心の持ち主だけど、御先祖様の神社っつー事でチョイ感動。あーありがてえありがてえ…

スッと入れた駐車場…キリが良い10番っつーのも気持ち良い

で、都内のお約束『元旦は道ガラッガラ、だけど2日は道クッチャクチャ』っつー事で往復共に思いっ切りド渋滞。こりゃ駐車場、どこも空いてねえんじゃねえの?とネガティブな気持ちになるトコだが、なぜか「何とかなるさ」っつーより「停められねえ気がしねえ」と神田明神から秋葉原に向かう坂下の駐車場に『空』の表示が♪迷わず入るとどこも空いてねえ。マジかよ騙された、と思うより先にそこのパジェロがスッと動いて…超ラッキーっす。これも将門様のお導きっすわ。
で、雑踏に揉まれながら家内安全商売繁盛とついでに良縁を祈願して将門様御神札と商売繁昌御神札と厄除け札を頂き、なんか正月早々いい感じで参拝を終えたんっすわ。往復にゃ時間掛かっちったけど、割とスムーズに終わったんだよね。

参道の途中にあった名物・明神あめを大國屋さんで購入

神田明神っつったら神田っつー事で蕎麦、明神名物っつったら甘酒とか煎餅があるんっすわ。本音を言えば一通り食って帰ろうと思っていたんっすが、昨日親戚の集いでひとしきり飲んじっだからまだ胃が重いっす。っつー事で名物の『明神あめ』だけ買って帰って終わりっすわ。ソラッと書いたけど、この大國屋さんの明神あめって、自然素材だけを使った昔ながらの飴でエコロジストから伝統好きやいろんな人の間で結構有名なモンなんだよね。

っつー事で、去年の本厄を無事乗り切って今年は後厄だけど、こんだけクッチャクチャな条件でもスムーズに通してくれた御加護があった明神様の厄除け札があるから、なんか負ける気がしねえっす。

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とりあえず APYU プロトタイプのブランクっす(既出)

さて「ブログ更新しない無茶」をしている間、ありがたい事に現在ブランク製作を依頼している APYU 5ft00in UL 1pc.に関する問い合わせが何件か入りまして、その気はないのに結果やきもきさせてしまっている現状、実に心苦しく感じております。
ブランク作成業者との仲介をお願いしている仙台・中野釣具店より昨年暮れに返信頂き、他のブランク生産もあってブランクの完成が大幅に遅れているっつー連絡が入りました。で、こちらとしても「1月完成をメドにしているので宜しく」的な事を伝えてもらい、「最善を尽くす」と口約束だけは頂きました。早くても1月中旬以降の完成っつー事になりそうっすわ。
今回の納品までの足跡を踏まえて、2009-2010年バージョンはデザイン構築を6月までに終了させて7月までにはオーダーを出すべし、と早くも今年のスケジュールが出来上がりましたわ。

どの道手間隙の掛かる作業だからできることは今のうちにしておかねえと、っつー事で「2009年1月頃の完成」をできるだけ果たすべくリールパイプ周りのグリップ加工を下地塗りの段階まで終わらせて、あとはブランクカラーとマッチングさせたカラーを塗るだけという状態まで持ってきましトゥ。
今回使用したのは桐2枚をメイプル板でラミネートしたモデル×2、桐の削り出し×1、ブナの削りだし&磨き上げ×1、ブナの削り出し&切り出し×1を用意しましトゥ。2009年度は実験的要素が強いのでこんなラインナップになりますが、2010年度は取引している製材店さんの関係から(製材店さんが倒産しない限り)岩手県産桐、すなわち南部桐のみを採用していきますわ。何気に贅沢な仕様っすね。


っつー事で昨年の仕事納めまでの間に北海道厚岸と群馬県下仁田の製材店から取り寄せた木材をいじり続けていたんっすわ。で、ポンポン閃くでおなじみの URARYOUSHI Custom Shop で新たな展開を見せる事になるんっすけど、この辺は次回の更新以降お話していきます。

っつー事で、2009年も、よろしくお願いします。






 
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