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方丈工房だより その128 

ルアーロッドはバランスが肝心…


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


最近の芸能人って、地方のキャバ嬢っぽいのと場末のホストっぽいのばっかで、ときめかないよね。


っつー事で今日の方丈工房だよりは APYU についてのお話を。


基本 URARYOUSHI Custom Shop はバランサーっつー奴が大嫌い。
よく『ルアーロッドはバランスが肝心』っつって『だからバランサーが重要、バランサーがないロッドなんかクズ』的に能書き垂れるベテランぶった奴がいるでしょ?

いやいやいや、ロッドはすべからくバランスが肝心さ。でもなんでそこでバランサーが絡んでくるのさ?せっかく軽く仕上げたとしても何でわざわざ重たくしたガリーになんなきゃなんないのさ?

そんなモン、キッチリバランス取って設計すりゃ良いだけの話じゃねえの?

もちろん個人の釣り人が自分のためだけに趣味でロッドを作るのであれば手軽にバランスが取れるっつー事で結構な話っすが、一応人様から金を取ろうっつーならチョイとメンドクセエっつー事をやっておかないと金請求する事自体申し訳ねえ。
なにより

「ウチはバランサーなんて子供騙し、使わねえでバッチリバランス取ってるぜ」

っつー竿を作り出すのがこの仕事の醍醐味って奴で、ビルダーの腕の見せ所でしょ。


っつー事で実釣最優先でおなじみの URARYOUSHI Custom Shop では結構メンドクセエルアーロッドのウェイトバランスはキッチリやっているんっすわ。たとえ¥15.000-とか¥20.000-のロッドでも。


リールを装着してバランスを見るとこの通り


APYU 2009 は基本渓流ミノートィッチ&ディープダイバーの使用を前提にしたロッドなのでティップがチョイおじぎするようにバランスを取っています。写真では今でもポピュラーな ABU Cardial 33(復刻版) をセットしてバランスを取っていますが、見ての通り普通にグリップを握って人差し指の腹(指先のチョイ出っ張った部分)あたりに重心が来るように設計しているんだよね。

これが SHIMANO Stella 1000 あたりになると人差し指の外側辺りに移動しますが、基本トィッチが掛けやすいロッドになってますわ。


古代朱の重量は115.5g
山吹の重量は118.5g
青竹の重量は117.0g


なにしろソリッド・グラスファイバーなのでチョイ重てえっす。漆塗りとグリップ素材による個体差がありますが、3本の平均重量は117.0gっす。
っつっても軽いでおなじみの SHIMANO Cardiff が公称85g、重たいでおなじみの NORIES Trout Program が公称119g。っつー事で NORIES より2gだけ軽い。っつー事は NORIES 並っつー事っすね。でも NORIES はチューブラー(中空)ブランクでウチのはソリッドブランクだけど。



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この自重でウェイトバランサーなんかつけたら手首変なんなっちゃう。


山吹のティップ径は0.86mm
古代朱のティップ径は0.83mm
青竹のティップ径は0.93mm


APYU 2009 は対策版も通常版も Lure Weight 0.8-5.0g と設定しています。

ぶっちゃけ普通に投げて7g・初めて羊を触る的にそぉ~っと投げれば12gまでいけちゃいそうなんっすけど、それはあまり薦めません。
っつーのもティップがすんげえ細っせえから。

だってスロー・テーパーだとミノーのトィッチ、掛けづらいでしょ?だからティップはルアーを操作するため的に存在していてアタリは2-3番ガイド辺りで追従する的なイメージの、ファスト・テーパーに仕上げたんっすわ。
このイメージにソリッドグラスを当てはめたら…ティップがこんなに細っせえモンになっちった。

注目してほしいのはティップ0.8mmのブランクに施された柿渋&漆がわずか0.03-0.13mmという点。これが、これこそが URARYOUSHI Custom Shop が追求して止まない〝ブランクの素の特性を最大限に引き出して強烈にブランクを守る皮膜〟の証なんっすわ。


スパインを正確に出すために『おきあがりこぼし』的な作業を行います


これは釣りの雑誌でも富士工業なんかのカタログでもうらしま堂のHPでも紹介しているビルディングの基本の話。
一見真円に見えるブランクですが、実はスパインという硬ったい部分がある。そこの反発力が強くなるのでスパインを見つけて適正なセッティングをしないとまっすぐ飛ぶロッドができねえよ。と。

実は理論上スパインができないはずのトンキンケーン・ロッド(バンブー・ロッド)でも素材の繊維密度やファイナルプレーン時の0.0αmm単位での狂いでスパインができてしまうんだよね。


ここからは意外と知られていない話。
スパインを見つけてマーキングしてガイドをつけるのは基本っすが、URARYOUSHI Custom Shop ではガイドを留めてからおきあがりこぼし的にブランクを中空状態で転がしてガイドが真下を向かないものは1からやり直し。
実はスパインは大してキャスティングに影響を及ぼさない、なぜならクッチャクチャなスパインからずれまくりのロッドやスパイン関係ねえスパイラル・ガイドがこんなに氾濫しているのに正確にキャストできる人が多いだろ?っつー意見もありますが、URARYOUSHI Custom Shop では商品管理の観点からこのような気の遠くなるような作業を行っているんだよね。


写真は後発作業の APYU 2009通常版 のガイドセッティング風景っす。対策版は写真、取り忘れちった。


っつー事で APYU 2009通常版 の作業もついに最終段階。APYU 2009対策版 青竹色 が¥18.000-;他2色が¥20.000-っつー出血価格だけどチョイ予算オーバー、とかトラウトロッド丸出しじゃないいろんな釣りに使えそうとか、いろんな理由で 通常版 をお待ちの皆様、4月第2週をメドにもうチョイお待ちください。






 
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方丈工房だより その127 

こ、これは…


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


ファストフードとかドトール的な所で自分の両隣に荷物置いて、後から客が入ってきて座れなくっても知らん顔している奴って、典型的な『負け犬』丸出しだよね。


っつー事で今日の作業っす。


ほぼ1週間更新できませんでしたが、なにせウチのばあちゃんがこっちの予想を超えてくるもんだから…ボケが進行してるのかなぁ。親戚のリウマチの話で飯、食えねえよ。

そんでもめげずに面倒見ながら作業を進捗させてますわ。これから私みたいに親のボケを監視しながら仕事してっつー人が増えてくるんだろうね。


で、本題の APYU ですが…
アンドリュースのリールシート、いよいよっす。APYU 2009対策版 に装着するリールシートっすが、これが実にかっこいい。いや別に自画自賛になっちゃうからアレなんっすけど、マジでかっこいいんっすわ。


ブランクを延長パイプに接着っす


そしてブランクも延長パイプに繋げてしまいます。これでちょうど5ft。

黒呂色漆が効いているね。実際こちらの予想を超えてきましたわ、いい意味で。個人的には古代朱と黒呂色っつー組み合わせが超かっこよく見えるんだけど、どうでしょ?



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URARYOUSHI Custom Shop では漆を追求しています。
っつー事で今まで全てのロッド作成で接着剤は糊漆を使用しているんだよね。何しろ熱にも強いからフェルールが固着したらライターで炙って抜いちゃうっつー天下御免の荒業ができるもんっすから。


グリップ周りの接着は糊漆ではなくエポキシっす


でも APYU 2009対策版/通常版 に関してはコストダウンの兼ね合いから接着剤はエポキシを使用します。

リールシートとかロッドの継とか固着することがないし(ロッドは接着してワンピースにしてるわけだから)、基本炙る事なんか、ないでしょ?
それに糊漆っつっても、結構高いんっすわ。この辺エポキシだからこの値段で出せるんだけど、糊漆使ったらもうチョイ頂かないと…結構ギリの線で価格設定しているからなんだよね。


っつー事でスペーサーの接着、それにグリップ周りの各パーツは固着時に臭っせえエポキシを使用します。


写真上から 『山吹』『青竹』『古代朱』…急いで撮ったので画格、クッチャクチャっす


そして仮組み。APYU 2009対策版 はこんな感じっす。
一見するとそこら辺の3万円くらいのトラウトロッドっぽいけど、実は…写真では伝わり辛いけどスペーサーの生正味漆のメイプルとパイプを兼ねている塗立梨地漆のインディアン・ローズウッドとのコントラストが

「他とは違うぜ」

っつーさりげない自己主張が。



あとはエポキシでパーツを接着してネームを入れたら完成っす。

っつー事で2009年4月1日HP〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にて APYU 2009対策版 を ¥20.000-(税込;送料別) で販売開始します。さりげなく Made in JAPAN を楽しんじゃってください。







 
…なんだけど、ブログをご覧になってもらっている方に限り、3月29日14:00(PM02:00)より先行受付を開始いたします。
さらに、APYU 2009対策版 のうち『青竹』色はチョイとわけがあってチョイ安くします。

いずれにせよ[ウラ話]で紹介いたします キーワード がないと受付できません。興味のある方はご覧ください。


 
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方丈工房だより その126 

納品された PROXXON ミニ木工旋盤 で APYU 用のグリップエンドに最終加工を施します

私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


姫ごめんよ。17歳と分かったら付き合えねえよ、若けりゃいいってモンじゃないんだよ。姫と付き合ったら俺、捕まっちゃう。


っつー事で今日の作業っす。


たまにこういう日ってあるんっすわ。
うまくいっているはずなのに、詰めが甘くて失敗しちゃう。今日はまさにそんな日でしたわ。

昨日は彼岸の入りっつー事でばあちゃんを横浜霊園に連れてって墓参り。その影響で作業はほとんどできずに本日19日ようやく APYU の最終仕上げ作業に入りました。
昨日納品された PROXXON専用の治具作成から作成開始。PROXXON 付属の4mmコレットが使用できるから4mm軸の APYU グリップエンド専用ホルダーを Compact 3 でチャチャッと作成…のはずだったんだけど、ネジ切が完全手作業なのでひん曲がって斜めになっちった。失敗作じゃ気持ちワリイので再度作成、でも斜めになっちった。っつー事でウラ漁師が大嫌いな〝妥協〟&〝効率の悪さ〟っつー二冠王に苛立ちながらも目をつぶり、ロスした2時間を取り戻すために次の作業に移る。

っつー事で本日3月19日 Compact 3 のオプションであるダイスホルダーとドリルチャックそれに純正突っ切りバイトとホルダー、おまけでセンタードリルをオーダーしましたわ。どう考えても旋盤上でやったほうが効率よく真っ直ぐ切れますから。


芯がずれないようにセッティングしたら入荷したての PROXXON 木工旋盤で途中まで削り込んだグリップエンドを削り込んでいきます。

で、削り込んでいって気がつた。フロント側が3個足りない。いや、なんか微妙に間違っているような気が…こんなピントがボケた日って年に2度か3度あるんっすわ。いっくら気合入れてピント調整しても微妙に前ピンだったり奥ピンだったり…こんな日に追加作業で切り出し作業から始めると何かしらの事故に繋がりかねないんだよね。去年の5月、こんな感じの日に無茶をしちったから右人差し指削って全治3ヶ月、一切作業ができなくなっちったんっすわ。

っつー事で本日は無理をせずとりあえず予定通り旋盤作業を進めて工房作業は終了っす。今まででっかい木工旋盤でやってきただけに PROXXON ミニ・ウッドレース はまるっきりオモチャみたいっすわ。



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夜は漆塗り、っつーのがいつもの事なんっすが本日はチョイと事情が違って昼の作業の続きっす。


水に浸した APYU 2009 通常版 のフロントグリップ素材



一昨日下準備を施していたフロントグリップ用素材に加工を施したんっすが…

素材の特性を把握していたのに手順を間違えてお釈迦にしちゃいました。結構大変なんだよね、この素材。


ネタバレになっちゃいますが、 APYU 2009 通常版 に採用を決定したのは桜皮っす。

漢方薬では粉にして煎じて飲むし、秋田県の民芸品に樺細工っつーのがありますが、今開花が待たれているあの桜の、木の表面の皮っす。先週の『モヤモヤさまぁ~ず2 目白編』でさまぁ~ずと大江さんが最初にいじっていた尺八のお店、ありましたね。あそこから桜の皮を仕入れているんっすが、ここのは高級品でとても高い。っつー事で APYU に採用したのは磨き処理をしていない桜の皮を扱っている北海道の製材店さんから取り寄せたただひん剥いただけの桜皮っす。

この桜皮を紫色のエナメル質が出るまでカンナやナイフで削って厚さを調整します。そして使用する大きさに切って水に24時間以上漬け込みます。上の写真はまさにその漬け込んだ状態っす。


つまり APYU 2009通常版 では柿渋下地で漆塗りのブランクに漆塗りのリールシート、銘木と呼ばれる南部桐のリアグリップに桜皮のフロントグリップっつーニッポン丸出しの渋いロッドっす。なのにバットシャフトはA5052アルミニウムに包まれた真鍮パイプで強度と感度を押さえた割ととんがった竿、っつー羊の皮を被った狼のハコスカ的もしくは悪魔のZのS30フェアレディZ的な仕様になっています。


なんですが今日はなんかピントがボケてる。肝心の桜皮が割れちった…またやり直しっす。



本当に申し訳ありませんが、20日の完成は不可能となってしまいました。受付開始などは4月1日に正式に発表しますので、呆れずにお待ちください。



APYU 2009通常版 残り3本のブランクに装着するパーツも本日仙台・中野釣具店から出荷されたと連絡があり、残り3本の作成もじきに始めることができます。ご期待ください。

それにしても立ち上げたばかりという事でパーツのオーダー時点からクッチャクチャになっちって、皆様には大変お待たせして申し訳ありません。

これに懲りて APYU 2010 は8月くらいから作成を開始したいと思っています。







 

方丈工房だより その125 

最後の仕上げ塗りを終えた APYU …あとは固着を待つばかり


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


こないだ笑顔が眩しいイイ感じのお姉さん指名で髪切った時、彼女の気の利いた突っ込みで気がついた。あ、俺、ボケ体質だ。


っつー事で今日の作業っす。


APYU に専念していよいよ最終局面。まずはスレッド留め最後の仕上げ塗りっす。

予定通りの塗り回数なんだけど、それでもなんか塗り回数が多いような気がしてならねえっす。ルアーは瞬発的にガイドに力が掛かるんじゃね?っつー事でしっかり固めときますわ。もっともこの辺フライもルアーも変わんないんだけどね。
とにかく APYU のブランクはこれが最後の工程。しっかり固着させてブランクの作業はいよいよ終了っす。


もちろんロッドはブランクだけじゃ完成しません。


まだ公開できるところではありませんが、APYU 2009通常版 ではフロントグリップにちょっと凝った仕掛けをするんだよね。
今日は最初の作業・装着するための準備を行って一昼夜安置っす。コレがまた大事な作業なんだけど、地味っす。

地味ついでに APYU 2009対策版 で採用したアンドリュースのリールパイプ装着用のスペーサーも最終仕上げの段階っす。漆が固着したら一気に組み上げて完成なんっすけど、視覚的に組み上がった時に公開したほうがインパクト強そうなので地味な作業は文章だけに留めておくっす。



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そして APYU 2009通常版 に装着する VSS リールパイプの下地作りの最終工程っす。


糊漆でガッチリ固着させたスペーサーに、さらにコクソで隙間を埋めていきます


糊漆で VSS とスペーサーを接着させるんだけど、糊漆って体積が縮んじゃうんっすわ。だから隙間がどうしてもできちゃう。

コレを埋めるために最後のコクソを施して段差のない手触りに仕上げちゃう。2009年版では継ぎ目がぼやけた仕様になります。
ついでにガッチリ下地を施していても固着の過程で木地に割れが発生したりすることがたまにあるっす。もちろん由緒正しい木材なら問題ないんだけど、東京の茶室作ってる工務店で入手した桐はリアグリップに使ってる南部桐ではなく、おそらく中国製のそこら辺にある桐。ひとつだけ割れが発生しちゃいました。

でも慌てずナイフで割れ口を削って整えてコクソを埋めて固着させます。ぶっちゃけコレで割れる事はありません。


っつー事で本日の作業はここまで。18日に PROXXON が納品されるので一気に作業が進展します。



さて寝起きに仙台・中野釣具店さんから APYU 2009通常版 残り3本に装着する VSS とチタンフレームSiCガイドが到着するよ、と電話を頂き(そっけない返答でスイマセン、漆塗りは草木も眠る深夜のほうが集中できる&大気が安定するので漆の乗りが良いので夜更かしおじさんになっちって、寝起きはあんなモンっすわ)残り3本のメドがついた3月16日。夕方に設計図描くための方眼紙とかいろんなモン買いに行った帰り道、向こうから自転車で走ってくるチャイチー小学生が視界に入り、な~んかイヤ~な感じがしたんだよね。

そこはウチのすぐ傍の交差点で、6m無い狭っめえ私道?農道?的な道の途中に全国的に地味に名の知られている食品系企業の工場があるんっすわ。この狭っめえ道路に大型トラックが我が物顔で入り込んでくるんだけど、それなりにでっけえ企業ってせめて工場のまん前までの道を広げる工事に金使うのが周辺住人に対する企業責任って奴じゃね?と私ぁ18歳の頃から言い続けてたんっすよ。

で、もうチャイチーのは家に帰る時間だね、とイヤ~な感じを抱いていたからチョイ気にしながら受け流していたら工場から出てきた大型トラック(保冷車)が左折して横断歩道を渡っているそのチャイチー小学生に後輪がジワジワ迫ってきて…ガラッシャン!バーン!!とけたたましい破裂音が。


気がついたら私ぁ赤信号突っ切ってそのチャイチー小学生の元にすっ飛んでましたよ。昔取った杵柄たぁよく言ったモンで、報道カメラマン時代に培った違和感を読み取る能力と現場にすっ飛ぶフットワークはまだ健在でしたわ。


幸い8歳の小学生はその場に突っ立っていたほどだから怪我はない。けど乗っていた自転車は前輪がグッチャグチャ。万が一当て逃げしやがったらこの子に正義が示せねえ、っつー事でトラックのナンバーをチェックして念のため持っていたカメラでナンバーを撮影。何事かと降りてきたドライバーを一喝して警察を呼ばせながら8歳の小学生に家に連絡させるように携帯を渡して親御さんに来てもらうよう連絡取って…警察来るまで俺が仕切っちった。


結局2時間近く現場検証に立ち会って予定はクッチャクチャ、そのせいで昨日の作業はあの程度だったけど、8歳の男の子に何の怪我もなくてとにかく良かったっすわ。それにドライバーも、ちょっとした事で会社は首切ろうとするこんな時代だから最初のうちは何とか誤魔化そうとした帰来もあったけど、人の道に外れない大人の姿勢を8歳の子供に見せる事ができて良かったっす。


しばらく事故の記憶がフラッシュバックしちゃうんだろうね、なにせ8歳だから。あのでっかいタイヤが迫ってきたわけだから心のケアは大事だけど、それは親の仕事だよね。


今日何気にその現場で信号待ちしていたら工場を出てきた大型トラックが必要以上に大回りして横断歩道で死角ができないように進入するルートを取っているのを見て…小さな変化だけど、大きな前進だな。と少し救われた気がしましたわ。






 

方丈工房だより その124 

APYU スレッド留めもようやく最後の仕上げっす


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二日酔いの世界最長記録って知ってる?…2日。


っつー事で今日の作業っす。


実はウラ漁師、濁酒というものが苦手っす。いや、嫌いじゃねえんっすよ。ぶっちゃけすんげえいいものと最悪なもの、それこそクソミソにクッチャクチャなのが濁酒なんだよね。日本酒は無色透明つまり清酒になればある程度味のクオリティって安定する、あとは酒蔵の手腕次第でそこで止まるかより良くなるんっすわ。
でも濁酒は清酒の手前の段階で、うまいものはそれこそ病み付きなんっすがドイヒーなものになると

「酢?これ酢じゃねえの??」

っつーものがあったりするんっすわ。

だからウラ漁師は個人的にOKを出した一部銘柄を除いて濁酒は絶っていたんっすけど、ウチのばあちゃん最近ボケが始まったらしく

「絶対ダメ」

っつってんのに濁酒買ってきやがって…それを親孝行と2日続けて飲んじったのが運の尽き。二日酔いどころか三日酔いか四日酔いくらいのドイヒーな状態に。およそ10年振りくらいの激しい悪酔いに悩まされ、とてもじゃないが作業なんかできねえ体調になっちった。


コレが親じゃなかったらマジ訴えているところさ。



っつー事で久々の作業再開っす。

いずれにせよ木工旋盤が到着していないので APYU 2009対策版 はさらに完成が遅れます。APYU 2009 通常版 は予定通り3月20日メドに仕上げるため頑張ります。



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何だかんだ言って APYU 2009対策版 と 通常版2本 はスレッド留めの仕上げ塗りを待つばかりなんだよね。


っつー事で本日はスレッドに施した漆を研いで平らにしたら仕上げ漆を施して固着させて終了っす。流れで APYU 2009 対策版 のスペーサーにも最後の砥ぎ入れの後仕上げ漆を施して本日の作業は終了っす。基本病み上がり的な体調なのでできる範囲で頑張りました。もう五郎八飲まねえ。




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Compact 3 を導入して気づいた事…長さ、足んねえじゃん。


フライロッドのグリップ削るには心間が150mmじゃ足りねえよ。ギリアウトっす。
それに精密旋盤だと正確に設計図通りの規格を量産できるメリットがある反面削り手の自由度がかなり制限される。木工旋盤はフリーハンドっつー目線で見るとかなり自由度が高いから『人間的な』自由なカーブを削る事ができるんだよね。

っつっても前の旋盤だと場所は取るし消費電力ハンパねえし意外と交換部品に対応してねえし。


っつー事で Compact 3 と比べるとまるでオモチャな PROXXON を導入する事にしました。


機械って最後は自分で使ってみてからじゃないと判断できないけど、フライやルアーのグリップ程度ならこの程度でいいんじゃね?前の旋盤で問題だったのはグリップを固定する治具の精度が低くてNG続出。でも Compact 3 で正確な治具が作れるので今後は貴重な Flor Plus 程度のコルクを無駄なく使えそうっすわ。

明後日には到着する予定なので、到着し次第 APYU の仕上げ作業に怒涛の突入っすわ。


実は今日3月16日は、夕方にいろんなモン買出しに行った帰りに家のそばの交差点で8歳の小学生が大型トラックに巻き込まれて、っつー事故を目撃しちって唯一の目撃者としてエライ事になったんっすが、コレについてはまた今度機会を見てお話するっす。







 

方丈工房だより その123 

中塗り1回目が終わったAPYU 対策版×3 & 通常版×2


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近所のローソンでバイトしてる例の女の子(ウラ漁師名『姫』)がこないだ聞いてきた。
「好きな女(ひと)のタイプは?」
ウラ漁師、即答。
「太もも太ってえ女。」←コレ、本当だからね。


っつー事で今日の作業っす。


3月9日は必要な治具作成に時間を割き、10日11日は引き続き APYU 2009モデル に専念しました。

11日には中塗り2回目を終えて室に入れます。お陰様で 2009対策版 と 2009通常版2本 は15日より前に作業が終了しそうっす。


しかしここに来て思わぬ計算違いが発生。今まで設計図通りにやってきて問題がなかったのですが、単純なミスがここに来てのしかかる。


APYU 2009 通常版 に採用する VSS 用 スペーサー


右はプロトタイプのスペーサー・左は製品に採用するスペーサー。チョイ寸足らずになった以外特に変更がないように見えますが…

実はルアーロッドのリアグリップ直径をろくに設定しないまま設計してしまったのでプロトタイプのリアグリップ側の径がバッラバラ。それをすっかり忘れてこのプロトタイプを装着しようとしていたのだから驚きっす。



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その致命的な製作ミスを今更ながら気が付いて慌てたのなんのって…なにしろ下地塗りに最低2日、コクソを入れないと割れちゃうからコクソに3日、加えて塗り上げに10日は必要だから予定の20日完成は大きくずれ込んじゃう。


リアグリップ側の径がまるでバラバラなプロトタイプ(右)と統一して正確に削り出した通常版採用のスペーサー(左)


そこで実験的要素満載の、メタルパーツに施している手法を木材に施してみる事にしました。


10日は桐を切り出しほぼ手作業で削り出しました。
ここで使用する桐はグリップに使用している南部桐ではなく、東京都内で仕入れた出所不明の一般的に手に入る桐(おそらく中国産)。それだけに南部桐とは比べ物にならない。実際削っているとヒビが発生したり木目に隙間が入っていたり…

そこでヒビや木目等を漆で埋めて強度を高めるっつーのがコクソっす。


5日掛かる作業を1日で終わらせてしまったっす


削り出して下地塗りを2回施し、漆とでんぷんと水それに木粉を加えたコクソを2回施して10日の作業は終了。実質5日掛かる工程を1日で終わらせてしまったんっすわ。

で、11日はほとんど磨きに時間を掛け、補足的にコクソを施し成形とともに強度を確保したんだよね。

一般的な手法で下地塗りをただ施しただけのプロトタイプ(右)と比べると凸凹がかなり修復されているのが、わかるかなぁ…


いつもは金属に漆を施す際に採用しているこの手法、木材で採用したのは今回が初めて。なんっすがコレだけ時間が短縮できるなら採用していこうかなぁ。

でもこのやり方、色漆や黒呂色ではあんまり色が出ないっつー落とし穴があるんだよね。
それにロッドみたいな長いものだと特注で専用の設備作んないと…この設備作るとなると一般的な漆室を5つか6つ作れちゃう。っつー事で小物とかのできる範囲で切り替えて時間を短縮してみようかと考えていますわ。



作業時間の短縮は労働時間が半分になる、っつー旧ソビエトジョーク的な発想じゃなくて大幅なコストダウンと生産性の向上・果ては更なる価格を『値下げ』の方向で見直すことができるっつー資本主義丸出しな効果があるんだよね。今回の切り替えでどんだけコストダウンできるかは未知数だけど。






 

方丈工房だより その122 

4回目のスレッド留め


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相変わらず桂川水系都留区間と道志川山梨県側の解禁は3月15日なんだね。


っつー事で今日の作業っす。


相変わらず APYU 2009 対策版/通常版 に専念していますわ。長らく待たせっ放しで、ごめんね。
今回は都合により夜の漆塗りから紹介します。

シングルフットだから作業自体はさっさとはかどるね。
数えて4回目のスレッド留め…最初は1回ずれていた2本も調整が取れて5本横並びで塗り進めます。ここでハッキリしてきたのが濃色のブランクだとあんまり透けて見えない気がするけど白や山吹みたいな明るい色だとスッケスケっす。

このスレッドは PENAUNPET と ICANKOT にも正式採用します。


で、話は前後して昼間の作業っす。



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APYU 2009 通常版 は 対策版 とまるっきり同じ次を採用する予定だったんっすけど、あの時以来のグラスファイバーソリッドとグラスファイバーパイプが入荷しない事をきっかけに大きな変更を入れたんだよね。

結果、なんかすんげえバスっぽいオイニーが…


継部分の加工


マテリアルを大幅に変更した結果、継ぎ方も大きく変更を入れる事になったんだよね。


一言で言ってしまえば完全な『印籠継ぎ』。ブランクの根元に1mm未満の段差をつけて延長パイプとツライチで継いで接着するんっすわ…そう、APYU 2009 通常版 の延長部分はソリッドじゃねえっす。

これが今までの機材オンリーだとかなりの腕前と集中力と時間が掛かる作業だったんっすが、全くの予定外で入荷した精密卓上旋盤 Compact 3 のおかげですんなりできちった。


もちろんそんじょそこらにあるようなただ印籠継に継いだものを接着剤でべたべた貼り付けてハイおしまい、っつー技術もひねりもない素人工事はやりません。







 
っつー事で APYU 2009 通常版 で採用したウラ漁師流『バカじゃねえの』な継内容は[ウラ話]で紹介いたします。興味のある方はご覧ください。


 
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方丈工房だより その121 

アルミ棒から削り出した APYU のエンドキャップ 材質はA5052アルミニウム


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3月6日は漆の固着がイマイチだったので思い切って作業を止め、事務作業とパーツ追加オーダーその他雑務に費やしました。ひとりで全てをやりくりしているから、キツイっす。

よく学校のセンセーなんか『努力は必ず報われる』っつーけど、ありゃウソだね。
たいていの場合努力は報われないモンっすわ。こちらの好意をまるで読めないKY丸出しな奴のおかげで共倒れ的な感じになっちったり、せっかく準備を整えても肝心の相手が目先の金欲しさにクッチャクチャにしちったり…結構人の足引っ張って喜ぶ変態、多いんだよね

頑張ればとりあえず報われるなんて甘っちょろいモンじゃねえよ。たいていは頑張っても報われないのが普通だよ。


だからこそ報われる時っつーのはめったにない事だから価値がある珍しい事でも絶対にない事ではないので、数少ない報われる時を目指して頑張る事が大事なんだよね


っつー事で今日の作業っす。


本日の作業はAPYU 2009 対策版/通常版 に専念していますわ。

昼間はアルミを削って APYU に取り付けるメタルパーツを作成。アルミ棒から一気に7つ分削って1時間以内で7つ完成の予定でしたが、途中で熱でゴン!と曲がっちゃって1つお釈迦。修正掛けながら結局6つ完成。意外と時間が掛かっちった。こまめに油差さないとだめだね。

本音を言えばジュラルミンや超超アルミ合金っつー精度を求められるアルミがいいんだけど、高っけえからなぁ…今回はそこら辺で売っているA5052で勘弁してください。


で、夜は APYU のスレッド留めっす。



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いい加減紹介する際に写真の画格、なくなってきちった。


塗り終えたら漆室に入れる


っつー事でスレッド留めの漆を塗り終えて室に入れたところを紹介しますわ。

さらにリールスペーサーにも漆を施して本日の作業は終了っす。意外と効率の悪い1日でしたわ。


っつーのも、次のレギュラー商品としていよいよトンキンケーン(バンブー)・ルアーロッドに着手しようと思って昨日アポ入れたんっすわ。
でも目先の金が欲しいっつーさもしい返事とウチのロッドよろしく的な超さっぶい返事が…ハッキリ言って

アンタレスも使えねえ奴が作る竿なんか、使い物になるわけねえだろ

と真理を思い切り突きまくって完全シカトっすわ。っつー事で提案した IWATA ROD とのコラボはあえなく破綻。優しいでおなじみのウラ漁師はとりあえず相手の話を聞く姿勢から時にこういう絡み辛え奴に好き勝手に言われちゃうんだよね。


っつー事で1年以上付き合って相手が見えてきた結果、3ストライク制に見事に引っかかった IWATA ROD は完全シカトっす。メールも着拒入れたし、コメント入れられても即削除っす。あそこは、ダメだね。


ひっさびさにブチ切れちゃってごめんね。でも皆さん、どうせ買うなら気持ちイイ買い物したいでしょ?私はしたい。いいものはイイ!というのが私のポリシー、逆もまた真なりっつー事でアナウンスするのが責務と考えて愚痴的に書いちゃいました。ご理解ください。


でも1件取引先がなくなったら1件新規で探して穴を埋めなければならない。もう既に3件押さえてるんだけど、保険は掛けておきたいんだよね。

っつー事で実は新規アポのために今日も時間を持っていかれちゃったんだよね。これが割とメンドクセエ。本当はブランクから自分で作りたいんだけど…納得いく機材そろえる金がまだ溜まんないんだよね。そう遠くない将来実現させる予定なんだけど…ブランク1本に5万も払ってたら、いつまで経っても実現できねえよ。


トンキンケーン・ルアーロッドは…近いうちに実現できるよう頑張ります。






 

方丈工房だより その120 

APYU 後発3本の1回目のスレッド留めを施し固着した状態…色乗せるの、もったいないね


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


3月4日はAM05:00に仕事が終わったので3月5日分、つまり今回の更新分と併せて紹介いたします。ご了承ください。

突然ですが、源流用フライ・トンキンケーンロッド PENAUNPET と渓流用トンキンケーンロッド ICANKOT に現在設定している『プロトタイプ特別価格』を3月31日をもって終了とさせていただきます
いろいろな角度からプロトタイプを特別販売してきましたが、 PENAUNPET と ICANKOT は一応の完成とさせていただきます。本音を言えば今日からプロトタイプ価格は廃止、と言いたいくらいなのですが予告期間を設けておくのが義務と判断。よって3月31日をもってプロトタイプ特別販売は終了・一般販売価格のみとさせていただきます。

引き続き本流用スイング&ターン専用機 EMUS も#5を作成・販売した時点でプロトタイプ特別販売は終了・一般販売価格のみとさせていただきます(時期は未定)。


っつー事で今日の作業っす。


このところトンキンケーンロッドとご無沙汰で、APYU に専念していますわ。

昼間はアルミを削って APYU に取り付けるメタルパーツを作成。なんだけど昨日の作業では段取りが悪すぎてアルミ棒は無駄遣いしちゃうわ思い通りに出来上がらないわでクッチャクチャっす。
でも今日は昨日の経験から段取りをしっかり取って1時間で6個のメタルパーツを完成させたんだよね。一応10個は作っておきたいから全部揃ったら写真で紹介します。


で、夜は APYU のスレッド留めっす。

3月4日は先に塗り込んだ2本の2回目の漆によるスレッド留め、後発の3本の1回目のスレッド留めを施しました。そしてチョイ余った塗立梨地漆を、ちょうど仕上げ塗りの段階に入った PENAUNPET SG 3本 に施したんだよね。

でも今日見てみたら APYU の先に塗り込んだ2本がまだ固着し切っていない。作為的にチョイ湿度を下げた結果なんだけど、後発の3本はしっかり固着してたんっすわ。こりゃちょうど良い、先発と後発のタイムラグがなくなるっつー事で3月5日は後発3本に2回目の漆塗りを施すことにしました。



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10/0のシルクスレッドはこちらの予想通りに透け具合が良好っすわ。


スレッドに漆を塗り込む


実際には漆本来の色がどれだけ干渉してくるかぶっちゃけ想像が付かないんっすけど、基本透明度では漆の中で一番と言われている梨地漆なのでイイ感じに仕上がってくれると思いますよ。


それに EMUS の時みたいに初めての色漆で訳わかんねえパニックだよぉ、っつー状態じゃねえっすからね。



さてここんトコ話題に出している IWATA ROD さんですが、どうしても気になるのがトンキンケーンのルアーロッドつまりバンブールアーロッドを1回引っ込めてなかなか出てこない件っす。

多分 IWATA ROD 自体がフライに特化したところでルアーは…っつー事なのかフライロッド作成が忙しすぎてルアーまで手が回んねえよ的状態なのか。
いずれにせよ URARYOUSHI Custom Shop でもバンブールアーロッド作りたい衝動があるから、チョイ地味だけどある『企画』を持ち込んでみようかなぁ、と考えてますわ。

キーワードは主食はルアーでおなじみの 仙台・中野釣具店 …地味だけど距離だけは壮大な『企画』になりそうっす。


っつー事で今回はAM2:00作業終了っす。まずは APYU 2009 対策版/通常版 を完成させますわ。








 

方丈工房だより その119 

昨日の横浜ははひな祭りなのにまさかの雪でした


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


3月4日AM05:00に仕事が終わったのでブログとのタイムラグが生じています。ご了承ください。
昨日は午後からまさかの雪っす。大人なのに雪が降るとテンション高くなっちゃうウラ漁師は雪は大歓迎っす。雪が降ると余計なものを隠して狩りがしやすくなる…狩猟民族・縄文人のDNAが疼くんだろうね。


っつー事で今日の作業っす。


ようやくアルミ素材を搬入できました


昨日は昼間のうちにアルミパイプとアルミソリッドをはじめいくつかのメタル素材を購入してきました。

なにせ APYU 2009通常版 に使用する予定だった継足し用グラスファイバーソリッドと補強用グラスファイバーパイプがなかなか入荷しない。グラス繊維なら何でも良いってわけじゃなくてそれなりに条件があるモンっすから…っつー事で APYU 2009 通常版 では補強パイプはアルミニウム(A5052)を使用します。

しかしA5052は耐食性が良く漆塗りを施さなくてもいけちゃう反面簡単に曲がっちゃう。どグンニャグニャっすわ。

そこで継足し用のグラスファイバー部分に真鍮を採用します。
ただしソリッドだとハンパなく重くなっちゃうのでチューブラーにします。こないだまで投機筋の影響もあってとてつもなく高騰した真鍮ですが、ここへ来て価格がかなり下落したので 2009通常版 で採用しますわ。

で、夜はAPYU 2009対策版 のスレッド留め作業に入りました。



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一昼夜寝かせたスレッドに塗立梨地漆を施していきます。


スレッドに漆を塗り込む


前に紹介した EMUS プロトタイプ では5/0のスレッドを使用していたので凸凹がかなり手強かったのですが、渓流用ロッドに採用が決定しているこの10/0は細っせえ分凸凹が小さい。おまけにワンフットなので作業時間はフライロッドの半分っす。

これを2本の APYU 2009対策版 に施して室に入れます。


APYU 2009通常版 にもスレッドを巻きます


で、休憩を入れて今度は APYU 2009通常版 にガイドを装着します。ついでに APYU 2009対策版 の残しておいた1本にも施すんっすわ。


でも APYU 用に取り寄せておいたチタンフレームSiCガイドは5セットのみ。うち3セットを 2009対策版 に使用してしまったので3セット足りねえ。っつー事で 2009通常版は白と黒が先行販売となります。

今週中に頑張るでおなじみの仙台・中野釣具店さんに3セットの追加オーダーを入れますわ。


っつー事で一昼夜スレッドを寝かせて作業が終わったのはAM05:00。ブログ更新がこんな時間になっちった。






 

方丈工房だより その118 

APYU 2009対策版 にガイドを装着していきます


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


IWATA ROD さんには、進化論でおなじみのダーウィンの言葉を送っときますわ。

『強いものが生き残るのではない、変わる事のできるものだけが生き残る』

URARYOUSHI Custom Shop は、何気に進化し続けているんだよね。チャンスを振られて飛びつけないものは、いずれ滅びるっつー事っすわ。


っつー事で今日の作業っす。


昼間は APYU 作成用の治具を作成してグリップエンドを欅から削りだす作業に明け暮れたんだよね。もうあるじゃん、なんだけど今回の APYU をいじくり倒していたらかなりマニアックなロッドを思いついちゃって…多分3万円前後のかなり“釣り手を選ぶ”“使い手を選ぶ”ロッドができると思いますわ。

で、夜は一切の漆塗り作業をストップして APYU 2009対策版 にガイドを装着しました。



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トンキンケーン・ロッドと違ってグラスやグラファイトのガイド装着ってメンドクセエっす。
っつーのもトンキンケーン・ロッドは6角形だから平面にガイドを装着する、だからすんげえ安定した仮止めができる。でもグラスやグラファイトだと真円に近いから仮止めしてもちょっと触れちゃうだけでずれちゃって、なんかすんげえ腹立ってくる。


APYU 2009バージョン ではシルクスレッド10/0 を使用します。
ルアーやっている人にはピンと来ないマテリアルっす。たいていルアーロッドではナイロンラインを使用するから。でもナイロン自体がシルクの代替品で、引っ張り強度を含めたあらゆる特性でシルクのほうが数段上回っているんだよね。おまけにしなやかっつったらブランクの素の特性を妨げないっす。

でもそれだけに値段も高くて『価格まで上回っちゃったよ!』なんっすわ。

つまりたいていのルアーロッドはコストを抑えるためにたとえブランク特性を妨げようとバレねえからナイロンラインを使ってるんだよね。


でもバカ正直でおなじみの URARYOUSHI Custom Shop では PENAUNPET や ICANKOT に正式採用する予定の 10/0 シルクスレッド を巻いちゃうんだよね。10/0 っつったらすんげえ細いっすよ。何しろ普通のフライ(毛鉤)タイイングに使用するのは 7/0 で、それより細いんだから。


スレッドを巻き終えた APYU 2009対策版


で、スレッドを巻いた APYU 2009対策版 はこの通り。


これを一昼夜寝かせてスレッドを馴染ませます。っつー事でこの2本に漆を施すのは明日っす。

明日はもう1本の APYU 2009対策版 と APYU 2009通常版 2本にガイドを施す予定っす。もちろん通常版でもこのシルクスレッド10/0で巻いていきますわ。


っつー事で本日の作業はここまでっす。






 

方丈工房だより その117 

URARYOUSHI Custom Shop 自慢の 5 STAR CORK っす


私のHP「ウラ漁師の小部屋」内〝URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN Site〟にてロッドその他販売の案内を致しております(ネット・ショップ用サーバ選定中)。


IWATA ROD さん、半額ロッドセール終了したみたいっすね。


っつー事で本日の作業っす。

新しい旋盤の威力は絶大で、同じサイズのグリップ15分で3本出来上がっちった。
コレは APYU 2009対策版 に装着する URARYOUSHI Custom Shop 秘蔵の 5 STAR コルク っす。¥20.000- のロッドに 5 Star コルク って、相当エッジが効いてるでしょ?こんな事レギュラー商品でやったらすぐにこちらが破産っすわ。


装着するとこんな感じ…生殺し的紹介でスイマセン


いい雰囲気でしょ。


5 STAR っつってもコルクはコルク。それなりにスが入ってます。それこそどんなに高くてもフグはフグ、毒が入っているじゃねえかと文句は言わないでしょ?
5 STAR の特徴はなんつっても持った時の硬さと肌理の細かさ。スを埋めるためにパテを塗りこみますが、それでも手に取ったらわかる人にはわかっちゃう。本当はトンキンケーン・ロッドの最上級機種にだけ使う 5 STAR コルクを特別出血大放出っす。



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APYU 2009通常版 ではもうチョイ渋い感じのグリップを採用します。


岩手県産南部桐を削り出したリアグリップ


他の竿では見かけることのない桐のグリップっす。それも日本三大桐のひとつ、岩手県産の南部桐を板目に切り出したため不思議な木目が出ていますわ。

これがそんじょそこらの桐なら漆で固めてしまおうと考えるのですが、南部桐はご覧の通り白味が強い。使っていくと真っ黒になっちゃうけど元々湿気を溜めない性質の桐なだけに何も塗らないほうがいいかなぁ…と心がぶれてますわ。


これまた生殺し的部分紹介…APYU 2009通常版 はこんな感じになります


おそらく前代未聞の南部桐グリップを、先に作成した欅グリップエンドと組み合わせるとこんな感じっす。桐にしろ欅にしろ高級家具か茶室クラスの銘木だらけっす。これが ¥15.000- っつーのは…安すぎたかなぁ。



夜は通常通り漆塗りっす。
昨日は変な陽気だったようで漆の固着が遅かった。っつー事でさらに1日固着させ、APYU 2009 通常版 のブランク塗装が終了しました。しかし古代朱と山吹にやや難があり、本日修正を入れて固着を待ちます。

さらに APYU 2009 対策版 の3回目の下地漆と PENAUNPET SG ブランクの塗り込みを行い本日の作業は終了っす。
さらにさらに昨日 APYU 2009 対策版 にガイドを仮止めして最終的に曲がり具合を見ます。こちらはいよいよ最終工程に突入っす。



っつー事で APYU の完成を急いでいます。







 
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