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方丈工房だより その56 

6回目の漆塗りです

さて昨日は愛車エルグランド(ウラ漁師名:イントラピッド)の車検で、丸1日車検に持っていかれてロッド作成作業はお休みです。ついでに言えばプロバイダのメンテナンスで更新はできなかったんですけどね。愛車エルグランド(ウラ漁師名:イントラピッド)の車検の模様は後日報告いたします。

本日19日の作業は東京都HN・マー坊様の Penunpet 5feet00inch #3 のビルディングその5です。

さて昨日は車検で丸1日持っていかれたので作業はお休みしましたが、本日は6回目の春慶塗です。
前回までの塗り上げは〝ベース作り〟で糸目を目立たなくする作業でしたが、今回からは艶を出す上塗り/仕上げ塗りの段階になります。春慶漆を刷毛で塗って和紙で拭き取る〝摺り漆〟の製法はそのままですが、あと3回塗り込んでしまえば完成と思うと実に感無量です。

サッと手早く塗り上げるのは塗り上げた漆に埃が付着しないようにするため。室で固着させます。

7回目の漆塗りです…代わり映えしないでしょ?同じ作業の連続ですから♪

乾いたら7回目の摺り漆を施し固着させます。

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見ての通りサンドペーパーを掛けるとスレッドの凸凹が目立たなくなります

塗り回数と使用している漆の種類を覗けばスレッド留めは一般的な和竿の手法をそのまま導入しています。
和竿の場合下地に春慶漆のような透き漆ではなく生漆(一般的には瀬〆)を使用し、下地に3回ほど漆を染みこませます。そして和竿では元々手竿(リールを装着しない竿…俗に延べ竿と呼ぶ人もいますが、延べ竿は継ぎ竿の反対の、1本竿つまりワンピース・ロッドの事)の飾り巻だった事から色漆で着色したり変わり塗りを施したりと〝技〟を入れていきます。基本的には拭き上げ(摺り漆)なんですが、一般的に布で拭き取っていく(和紙は高価なため)のですが江戸和竿では指で拭き取っていくという〝荒業〟を用います。昔はやっていくうちに免疫ができてかぶれなくなると信じられていたので頑張ればなんとかなると思われていたようですが、実際には免疫なんかできないのであまり真似はしないほうがよろしいでしょう。
漆によるスレッド留めはとても薄く、頑丈に仕上げることができるのでソルト等のダブル・ラッピングでエポキシ仕上げと段違いな効果の差を現します。

フック・キーパーは鉤型

とっても細かい所なので書き忘れていましたが、URARYOUSHI Custom Shop ではフック・キーパーは鉤型を採用しています。

一般的にフック・キーパーは帽子型と呼ばれるものが一般的ですが、鉤型は見ての通りクラシカルな雰囲気を醸し出す上に引っ掛ける際フックポイントが干渉しないのでブランクを傷つける事がありません。ちょっとした拘りです。残念ながらフック・キーパー自体は漆塗り仕上げではありません。
もちろん近年「フック・キーパーはダサいから」とフック・キーパー自体を好まない人もおりますので、注文時に〝フック・キーパーは不要〟と明記してもらえればキーパー無しにも対応しています(値段変更ナシ)。

というわけで結構駆け足で作業をした結果あと1日、2月22日には完成となります。東京都HN・マー坊様、23日発送を目安にしておいてください。




 

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