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方丈工房だより その58 

梱包作業です…保護のため荏油を塗ります

さてついに、ついに東京都・HN/マー坊様ご注文分の PENAUNPET 5ft00in #3 2pcs. PROTOTYPE が完成しました。

メールで何時でも良いとの連絡を受け取りましたので 24日出荷致します。
それに合わせて梱包作業です。とある工房では『漆保護のためにエポキシを塗る』という本末転倒なフィニッシュを施すところがあって大笑いさせて頂きましたが、URARYOUSHI Custom Shop では運搬中の表面保護のために漆芸で時折見受けられる荏油や菜種油を塗ります。これは飽くまで表面保護のための処理なので、購入された方は特に油を塗る必要はありません。
一旦ざっと塗り込んだら拭き取って作業で付いた手垢や埃を除去し、もう一度塗って拭き取って表面保護を施してからグリップとリールパイプに柿渋を染み込ませた和紙で包みます。これは湿気取りとクッションの役割を果たします。この上からシュリンク・チューブで固定してクロスバック(ロッド・ソックス)に入れます。

クロスバックは特注品です

元々一般的ではない長さの PENAUNPET には市販のクロスバックではフィットしません。URARYOUSHI Custom Shop ではレギュラー・クロスバックにはヴェルヴェット調のクロスバックを採用しているのですが、こちらには5ft00in2pcs.のフライ用クロスバックがありません。そこで勝手に公認釣具店〝SRS Fishing Gear〟さんに特注で頼んだツィード調クロスバックを PENAUNPET専用 として用意しています。特注品なので当然6feet00in以上のレギュラー・ロッドに採用しているクロスバックより高価なもので、通常価格¥80.000-で設定していても実はあまり儲からないのです。これをプロトタイプ価格¥60.000-で出しているのだからほぼ無謀です。

アルミ・チューブを付属しているのは、実は梱包の簡略化を目的に採用したのです。ほぼギッチギチ、ジャストサイズのアルミ・チューブに入っているので梱包がオッソロシク簡略化できるというわけです。

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さてここで PENAUNPET 5ft00in 2pcs. について…

グリップ周りは ICANKOTシリーズ と同じデザインで Flor Plus Grip & Hardrock Maple

まずは気になるグリップですが、Icankot生正味漆仕上げ/ YAMAMEシリーズと同一のウェスタン・ハーフウェルのシェイプですが、全長は Icankot生正味漆仕上げ/ YAMAME シリーズより5cm短くなっています。またIcankot生正味漆仕上げ シリーズで採用しているバーズアイ・メイプルの比較的鳥目が少ない部位を採用しています。それでも今回納品のロッドのようにバーズアイと呼んでも差し支えないような部位に当たることもあります。これは切り出してみないと何ともいえない部分なので絶対バーズアイと言い切れない部分で、バーズアイとは明記せず“ハードロック・メイプル”と表記しています。

フック・キーパーは鉤型

鉤型のフック・キーパーは先日紹介しましたね。これが驚くほどクラシカルな雰囲気を醸し出すのです。丁度ストラトキャスターのバイオリンをモチーフにしたヘッドストックのように…というのは言いすぎか。

チタンフレームSiCガイド;スーパースイス・フェルール;生正味塗り立て仕上げ

URARYOUSHI Custom Shop の方向性を明確にしているのがチタンフレームSiCガイドの装着です。元々滑りの良さと高価なシルク・ラインの消耗を考慮して採用したのですが、5ft00inともなるとロッド自重が相当軽いので軽量化に大きく貢献しています。#3には#8、#4には#10のガイドが装着されます。なお出荷のため荏油を塗っているためブランクに艶が出ていますが、生正味塗り立て仕上げはもっとマットな見た目に仕上がっています。

というわけで明日荷札をつけて発送となります。
あ~、嫁に行っちゃうんだなぁ…





 

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